『大切』にするって…どうすればいいんだ?
そのノートを見つけた時に何時もと違う、弱気な貴方が居たの。
好奇心に負けて、読み始めた青いノート。
綴られていく言葉に、視線を落として読み進めていく。
傷付けないように、優しくしたいと思っていても、気付かぬうちに傷付けてしまう。
良かれと思い、掛けた言葉にお前は涙を流し悲しむ。
思い当たる事はあって、この天の邪鬼な性格が災いの元なんて知ってるのに
素直に言えないこの意地悪な性格も貴方を苦しませてると知ってるのに、甘えている私。
ね?私は随分貴方を傷つけていたのね。
大切にしたいのに、笑った顔が見たいのに…お前はその顔を歪める。私なんかが人を愛するという事は…やはり無理だったのか?
気が着かないの?
言ってないから?
泣いてるのは
貴方でしょ?
笑ってるより私は泣いているの?
なんかなんて…言わないで欲しい。
愛してるのに、大好きなのに。
大好きを100万回位言えば通じるのかしら?
本当は独占したい、私だけを見ていて、私だけの声を聞いていて欲しい…お前はそれを望むが、それを私は己の我が儘としか思えないのだ。今まで培ってきた理性が知らず知らずのうちに私の身体を縛る。
バカな人。
愛しい人。
大好きで、大嫌い。
私の心を此処までもかき回す。
自分の知らない感情まで引き出して。
私に恋を教えるの。
愛する大切さと、素直になる言葉をくれるの。
愛したい、大切にしたい、笑わせたい、…幸せにしたい。
十分なってるよ。
愛されて、大切にされて、笑ってる。…幸せになってる。
どうすればいいのか…分からない………。私はお前の傍にいてもいいのか?お前との繋がりをこの指に嵌めていてもいいのか…?
シルバーリング、躊躇っているの?
お揃いの物。
小さな小箱に入った、ベロアの箱。
中にある指輪。
私のリングサイズが小さいと笑ってたよね?
繋がり、小指にでもして延々伸びる赤い糸があれば瞬間接着剤でくっつけた
傍にいて欲しいの。
指に嵌めて
私が居ると。
恋人が、彼女が居るのだって。惚気でも言いながら見せびらかして?
お前を愛する資格はあるのだろうか…。
じゃあ…私には資格はあるのかしら?
好きだ、大好きだ、愛してる…離れたくない……。
好きよ、大好き、愛してるの。
離れたり何かしないわ
居ないときっと泣いてしまう。
だって、中毒にしたのは貴方でしょう?
だから…笑ってくれ…。
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貴方はヘタレだもの。
愛してるわ。
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