春の日に縋ったまま
夜明けを待っている
あの声も、あの色も
思い出せないまま
足りないものばかり
数えていた日々に花束を
継ぎ接ぎの言葉でも伝われば
この花が散る前に
さよならは言わないで
君が思い出になるまで
一人だけ行かないで
抜け駆けは無しだよね
あかねさす日が眩しい
病室は花の香りに
包まれて、満たされて
何も言えなくなって
会うたびに近づいた
君を想う切なさが
胸を裂く、砂を噛む
何もできないまま
明日には散ってゆくかもしれない
花に何想ふ
確かなものは何もないけれど
一途の望みならば
嫋やかなその姿で
君は健やかに笑っていた
その時がいつまでも
続いて欲しいだけだ
散る花をひた隠し
双日の日々を噛み締め
春雨に溶けていく
何もできないままで
ただ一度だけでいいから
願いを聞いて神様
僕が思うよりも世界は
残酷だったみたいだ
風の強く吹く春の日
最後の花が散りゆく
何一つも残らないままで
ただ
さよならを言わないで
君が思い出になったら
一人でに朝露が
輝き落ちていった
あかねさす日が眩しい
病室は花の香りに
包まれて、満たされて
何も言えなくなった
春の日に縋ったまま
夜明けを待っていた
あの声も、あの色も
覚えていたいと思う
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