カシュマアル / 鏡音リン, ナースロボ_タイプT
カーテンの隙間
零れ落ちる朝
水面には薄氷
踏みしめるは白銀
悴む手を擦り、外に出る
陽だまりが私を包んでくれる
約束をしたわけではないけれど
当たり前の様に貴方はそこにいた
太陽にも劣らないその表情で
私を迎えてくれた
辺境の地で私たちは二人
他愛もない会話の中、約束を交わした
『戦争が終わったら、海を見に行こう』
『ここはずっと寒いし』
『温かい国に行って』
『何にも縛られないで』
『海を見よう』
『澄んでて綺麗らしいよ』
『あっちの海は』
『だから』
『それまで』
『死んじゃダメだよ?』
紡ぐ言葉は口から溢れ出る
想いの丈を遺さぬように
これが最期だ。なんて
考えたくもないのに
重ねる様に手を合わせて
祈る様に手を握って
願いを込める様に
眼を閉じて
これはそう、呪いに似ている
私から貴方への
吐いた息は澄み渡って
見えなくなって
再び零れ落ちた朝
敷き詰められた白銀に乱反射して
何よりも眩くなった光が
私の瞼を通り越していく
今日も変わらず待ってくれた
貴方を見て安堵する
いつまでもこの穏やかさが
続くわけでないと分かっているから
目覚める前の夢の中
硝煙の香りと焼けた其処で
私だったものを抱えた貴方は
言葉にならない叫びをあげていた
「夢の話だろ」って貴方は笑う
合わせて私も微笑み返す
他愛もない夢の話だったって
済むように願いを込めて
悪い夢はこびりついた儘、頭の隅から離れない
「もし、正夢だったら」なんて考えた所為だ
変わらぬ明日を願って
瞳を閉じた私の耳に
何かが爆ぜる音が、聞こえた
これはそう、はじまりのお話
醒めない悪い夢の
吐く息は澄み渡って
見えなくなった
もし、神様がいるのなら
「さようなら」も言わせてくれない悪い人だって思う
この焼けた喉で
開いたままの口で
貴方に何を伝えればいい?
だって、霞む視界いっぱいに写っているその顔は
何に縋ればいいのか分からず
助けを求めているのだから
いつかした約束、果たせなくてごめんね
ずっと一緒に居てあげられなくてごめんね
その涙を拭ってあげられなくてごめんね
伝えてあげられなくて、ごめんね
きっと醒めない夢の中
どうか、私を許さないで欲しい
カシュマアル 歌詞
無色透名祭3で投稿した楽曲の歌詞です。
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