病院の屋上 やけに天気がいい
手すりの向こうで僕は言う
「死後の世界ってあるのかな」
そしたら君はこう言うんだ
「死ねばわかるさ」

生まれ変わったら機械になりたい
こんな張り裂けそうな心なんていらない
何も感じない機械になりたい
そしたら少しは楽になれるかな

病院の屋上 爽やかな風が吹く
手すりの向こうで僕は言う
「僕の人生って意味あったかな」
そしたら君はこう言うんだ
「死ぬまでわからないさ」

もう許してよ もう疲れたよ
こんな世界から一抜けしたいんだ
努力なんて汗臭くて
友情なんて嘘臭くて
勝利なんてただ虚しくて

そしたら君はこう言うんだ
「生きるという罰から逃げるな」
「人生は素晴らしいものなんかじゃない」
「でも生きることから逃げるな」

「英雄になんかならなくていい」
「歴史になんか残らなくていい」
「ただ最後まで命を燃やせ」
「君が生きた証を残せ」

愚者がグシャグシャに顔歪ませて
僕が伸ばした手を君が握った
空が青くてまぶしいせいだ
こんなに涙があふれるのは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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屋上 歌詞

病院の屋上で僕と君が話すだけの歌詞。

閲覧数:88

投稿日:2021/02/10 10:40:55

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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