【Aメロ1】
なれどこれはいわゆる一つの形と
赤色に染められていく運命
人は聞けば“愚か”と哂うのでしょうか
ゆらゆらと陽炎に惑わされた夢、と

【Bメロ1】
揺られる吊橋 打つ早鐘 (ひとつ、ふたつと数えては)
恋と間違う心の理 (隣の吐息 意識して)
けれど成就するなら、それと呼んでみてもいいよ (呼ばせてよ)

【サビ1】
空を突き上げる火柱に導かれた指先 (魅せられ)
いのちが消えていく音 生まれる音 耳の奥響いた
貴方の頬が染まるのはきっと運命だから、と
手を取り合って駆け出す 赤い炎と煤の中

【Aメロ2】
恋は盲うものとは よく言いますれば (どうすべきか)
それはそれは正しくその通りで (手探りのたび)
逢えない時が長くなればなる程に (最初の出会いを思い出すの)
寄り処を失う 心に巣食う影

【Bメロ2】
紅葉 夕焼け 彼岸の花 (一、二月と三月過ぎ)
色差す口紅 滲む傷も (そろそろ狂ってしまいそう)
どれもこれも足りない
焼け付く赤には足りない (満たされない!)

【サビ2】
貴方を求める幻に捧げたあの日の色 (逢いたい)
いのちが生まれる音をもう一度この耳で聞きたくて
燃やして、燃やし尽くしても遠ざかるの・・・どうして?
二人を惑わせるもの 赤い炎と煤の華

引き裂かれても散り舞う 赤い炎と煤の華


************************************************************************


<仮名>

【Aメロ1】
なれど これは いわゆる ひとつのかたちと
あかいろに そめられていく うんめい
ひとは きけば“おろか”と わらうのでしょうか
ゆらゆらと かげろうに まどわされた ゆめ、と

【Bメロ1】
ゆられる つりばし うつ はやがね (ひとつ、ふたつと かぞえては)
こいと まちがう しんの ことわり (となりの といき いしきして)
けれど じょうじゅするなら それと よんでみてもいいよ (よばせてよ)

【サビ1】
そらを つきあげる ひばしらに みちびかれた ゆびさき (みせられ)
いのちが きえていくおと うまれるおと みみのおく ひびいた
あなたの ほほが そまるのは きっと うんめいだから、と
てを とりあって かけだす あかいほのおと すすのなか

【Aメロ2】
こいは めしうものとは よく いいますれば (どうすべきか)
それは それは まさしく そのとおりで (てさぐりのたび)
あえない ときが ながくなれば なるほどに (さいしょの であいを おもいだすの)
よりどころを うしなう こころに すくう かげ

【Bメロ2】
こうよう ゆうやけ ひがんのはな (ひと、ふたつきと みつき すぎ)
いろさす くちべに にじむ きずも (そろそろ くるってしまいそう)
どれも これも たりない
やけつく あかには たりない (みたされない!)

【サビ2】
あなたを もとめる まぼろしに ささげた あのひの いろ (あいたい)
いのちが うまれるおとを もういちど このみみで ききたくて
もやして、もやしつくしても とおざかるの・・・どうして?
ふたりを まどわせるもの あかいほのおと すすのはな

ひきさかれても ちりまう あかいほのおと すすのはな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】焔華(仮題)

ヒゲとかモジャモジャさんの曲への応募用です。
素敵ロックでしかもリンレンのツインボーカルということで筆を取らずにはいれませんでした!

歌詞のイメージですが、まんま「八百屋お七」です。
メロディーを繰り返し聴いているうちに、昔何かの占いで「八百屋お七」タイプと出たのを思い出しまして・・・^^; 本来ならば「リン=お七」となると思うのですが、仮歌のリンレンがどちらも情熱的だったのでダブルお七になってしまいました・・・w
お七の時代自体は江戸ですが、歌詞としては江戸を意識して書いてはおりません。でも、全然昭和歌謡っぽさもないですね; なんかいろいろとすみません。


◆歌詞のアバウトな説明
・Aメロ ⇒ 物語中のナレーションのような形にしてみました(つもり)
       「陽炎」は炎とは関係ないものですが、炎の周りのゆらゆら感と陽炎って似てるよね!
       と思ったので使用しました。
・Bメロ ⇒ 二人の心の動き的なもの。リンは感情的、レンも感情的だけどリンよりは頭でいろいろ
       考えてる感じにしてみました。
・サビ
 ⇒ <1>
   いのちが消えていく音:現実の火事で人が死んでいく悲鳴とか
   いのちが生まれる音:恋に落ちた・・・という意味で
   貴方の頬が~:炎のせいじゃなくて、恋に落ちたせいだよね!

   <2>
   捧げたあの日の色:自ら火事を起こしている
   遠ざかる、引き裂かれる:お七は火事(ボヤ)を起こして死罪になり、結局想い人にも会え
                   なかったそうなので。


わかりにくかったらすみません…;
タイトルはいいものが思いつかないので仮にしています。
歌詞の修正についてはお気軽にお申し付けください。
なかなか難易度が高かったですが、楽しく考えることができました。
歌詞の採否に関わらず、完成を楽しみにしております!
素敵な曲をありがとうございました。

閲覧数:185

投稿日:2010/02/07 21:42:50

文字数:1,402文字

カテゴリ:歌詞

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