はじめは優等生だった
努力もしてきた
宿題もちゃんと出していた
塾にも通った テストも良い点
秀才扱いされ始め
アイデンティティになってしまった
秀才としてあり続けなくちゃ
個性も魅力も取り柄もない
がらんどう人間だったから

優等生であり続けるには
勉強し続けなきゃいけない
周りのみんなが遊ぶ時間でも
自習室に行かなきゃいけない
まともに遊べず 寝る間も削って
心が擦れても 我慢するのは
良い成績 良い進路 良い将来
少しでも近づくため

だけど  テストの点は少し下がった
いつもふざけてるアイツの方の点が上だった
周りから見れば高得点 でも自分にとっては赤点
優等生やるってしんどいな、やめたい

サボることを覚えた
バツ(✔︎)が増えてった
解けない問題も増えた
長所が消えた
チャンスが消えた
焦りも消えた
怠惰になった
努力も忘れた
期待を裏切った
抜かされるのにも慣れてった
日に日にバカに近づいていった
みんなの話題についてけなくなった

1日のつもりが1週間、1年間を無駄にした
積み重ねた努力を少しずつ
無駄にしてドブに捨てた
期待より失望されて
親に褒められることも減って
自分の価値も下がった気がした
自分に興味が無くなった
友達も消えた
喋る日も減った

でも、羞恥やコンプレックスを無視できるほどバカにはなれなかった
「受験」「塾」「予備校」「学歴」「偏差値」がNGワードになった
品行方正な奴を見ると苦しくなるんだ

努力も結局、ただの自己満足でした
「昔は真面目だったね」なんて言われたくもないよ
同窓会にはもう出れないな
そもそも誘われてすらいないけど
もはや“どん底”が何処なのかもわからない
当たり前のことすらだんだんできなくなった
後悔の濁流が押し寄せてきて
優等生だった記憶も薄れて
本当に頭が悪くなってしまった
恥の多い人生じゃない、人生そのものが恥でした
滑稽に落ちてくことが僕の証明みたいだ
「無駄遣い」の“無駄”に入れられた僕の人生は
夢一つ叶える分にも届かない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

優等生失格 歌詞

閲覧数:86

投稿日:2025/09/06 20:11:02

文字数:858文字

カテゴリ:歌詞

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