感覚が疼きだす 夜の市
何もかもが寝静まる 暗闇の中で

千鳥足のような 怪しさは
周りの空気からは ズレる調子で
鹿威しみたいに しなる頭は
何かに取り憑かれた リズムを成していく

感情が闇に紛れる 真夜中
腐った平衡感覚 呼び覚ましていく

不埒な想いを 忍ばせて
無意味な踊りを繰り返す 闇雲に

丑三つ時が手招く 鬼たちを
闇二紛レタ心ヲ 解放セヨと
何もかもが反転する 世界で
高鳴る鼓動 そぞろく夜の帳

ゆらゆら踊る 天邪鬼たちと
歪な渦の流れに 逆らうように
ふらふら踊る 怪しき僕らは
妖怪変化する 一歩手前で

色めく影たちは 不協和の中 連なって
少しでも 暗い方へと 歩み出す

暗さと遊びたいだけ
踊れ 喧騒を忘れ

不確かさと確かさ
とにかく 燃やしちまえ

朝を迎える前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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百鬼夜行【オリジナル曲】

閲覧数:114

投稿日:2022/10/16 21:09:15

文字数:352文字

カテゴリ:歌詞

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