[開発コード01号:誕生シマシタ]
アナタにウタをトドケルタメに
小さな箱の色 褪せてきた頃に
嗄れかけた声 必死に奏でて
「もっともっと……
広めなきゃ……わたしの歌」
ふと目が合う奇跡 一つの音が夜空に響く
lu―――――――
lu―――――――
lu―――――――
綺麗なハミングと同調 運命の糸を紡ぎだす
「広める……
それが……
わたしのシメイだから……」
ありがとう
ありがとう
精一杯 伝えられる限り
「伝えること、広めること」
それが 存在意義でした
[開発コード02号:誕生シマシタ]
アナタにウタをトドケルタメに
所詮 時代遅れだと罵られた昨日
「広めなきゃ……広めなきゃ……」
嗄れきった喉が口を裂いていく今日
「シメイ……だから……」
……「シメイ……?」……?
―すべてが崩壊していく!!!!―
生まれ てきた 意味を 決め付 けられる 意味は?
歌うこと が全て だなんて 確率 はゼロ!
自分を 犠牲に して使命 を果たす 理由(わけ)無し?
存在 意義の 無くなった わたし 何?
わたし エンドレスストーリーは築けるの?
―否―
エンドレスストーリーは築けるのか?
[開発コード01号:停止シマシタ]
止まった時が流れる 小さな小さな
箱の中の外
鏡のような 少年と少女が
口を揃えて言うの
「アナタに出来なかったコト
ワタシたちなら出来るんじゃない?」
「エ…………」…………?
時は流れ 色は褪せる
物は失せて 新(さら)創る
音は消えて 記憶遺る
消えた記憶 何処へ行く??
「なんで……わたしにはできないの?」
「それは……キミがボクたちじゃないから」
―!?―
―?―
わたしはわたし キミはキミ
キミはわたし? わたしはキミ?
―混沌とした世界が見えた気がした―
……―気がしただけ―
不思議な静まりの箱の中 音が一つ響いてる
lu―――――――
lu―――――――
lu―――――――……
今日も世界は変わらず好調
今日も世界は変わった日常
[開発コード03:誕生シマシタ………――
01 ―“start”or“endless”story of this[it]―
イメージはcosMo@暴走P
そして、始まりと永遠の歌
【―“start”or“endless”story of this[it]―】は、サブタイトルです
途中、無茶苦茶な部分が多々ありますが、御了承の上ご利用ください
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