「死が止めどない瞬間に
生が止めどない永遠を」
「ひときれ」は重く
沢山の息を背負った
沢山の命を揺るがした
カタコトな曲がりを描いて
波を削りとる
僕の「ひときれ」は沈んで戻らなかった!
鈴を結んだ月日を静かにめくってく
来年ここでまた咲いてくれ
大きな紙の端を少し折り曲げて
違う日々を待っている
「かたまり」は軽く
容易く変わった
容易く消えた
カタコトな塔を建てて
違いを削りとる
僕の「かたまり」は何だったのだろう?
鈴を結んだ月日を静かに捨てていく
来年はぜひ変われますように
小さな紙の端にしるし付けて
違う日々を待っている
死に怯える君は今でも
温かな生を受けとれてるでしょう?
今始まったばかりの今を
楽しむことができるなら
同じ花も永遠に!
鈴が外れた月日を歌いながらめくる
来年も絶対同じで違う日々が
君の「手紙」を色付けてゆく
ただに明日を待ってる
そう言って兎は逃げていった…
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想