赤、青、黄、緑・・・。

様々な色の夢をたくさん詰め込んだ大玉。

僕はそれを打ち上げる場所探すためこの街を出た。

ズボンのポケットではケータイが震えている。

僕は電源を切った。

もう燃えだしたこの導火線は誰にも消せないんだ!


もし世界の終りが今訪れたとしたのなら、

迷わず全部ほっぽって、二人永遠に一緒なのにね・・・。


僕が消えちゃわないように、

火花散らして夢よ、花火のように打ち上がれよ!

「最初から君を好きにならなきゃ良かった」なんて嘘までついてさ。



目の前は慣れない景色。

ガラスに映った僕の笑顔は不自然だった。

華やかな祭り、とは違っていたんだ。

留守電が繰り返す“ガンバレ”の声。

涙で導火線が消えてしまうよ・・・。


宇宙の始まりがあの口付けだったとしたら、

きっと星空は僕と君が零した奇蹟の跡なんだろうね。


君が見つけやすいように、夢轟かすよ、雷鳴の如く!

「最初から君を好きにならなきゃ良かった」なんて君にはバレてるんだろうな。


生まれも育ちもバラバラだけど

姿も形もそれぞれだけど

男も女もちぐはぐだけど

それでも、それでも心をひとつに出来たのならば―――。



人生の途中が線香花火なのだとしたら

一瞬でも、僕と君を照らす向日葵の様に!



いつか、いつか僕が夜空に大輪を咲かすその時まで待っていてくれよ。

僕は「最初から君を好きでいられて良かった」ってこの空に歌うんだ!!


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Fire◎Flowerを勝手にアレしてみました。

せっかくの良い曲を僕の稚拙な文章で穢してしまいました。

すみまs・・・アッオ~エ~イエイエ~!!

   自重しろ >(ーー;)

ごめんなさい。

閲覧数:192

投稿日:2009/09/29 22:50:04

文字数:635文字

カテゴリ:小説

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