君の振り返った姿
はにかんだ笑顔
水色の風を纏ったワンピース
どれも愛していた
あの頃にはもう戻れない
泣いた君のことを
抱きしめることもできずに
花びらが僕を包んだ

手を繋いで
よく歩いたこの並木道が
君は好きだと言っていた
だから僕は何でもないフリして
君をよくここへ連れてきた

嬉しそうに楽しそうに
"ねぇこっちだよ"って
僕を誘う

君の振り返った姿
はにかんだ笑顔
水色の風を纏ったワンピース
どれも愛していた
あの頃にはもう戻れない
泣いた君のことを
抱きしめることもできずに
花びらが僕を包んだ

忘れたら
全部忘れたら楽になることは
もうとっくに分かっているのに
僕の心がどうしてか嫌がるんだよ

切れた蛍光灯を付けたら
君の笑う顔がまた浮かびそうで
その全部が怖かった

あんなに楽しかった
想い出の中じゃ
君はいつでも笑っている
あんな日々を超える毎日なんて
もう僕は見つけられないだろうなぁ

陽が落ちて夕が暮れてく
涙がこぼれるのは
君がいないからなのか
それとも独りの夜が怖いからなのか
そのどちらも僕には分からないよ

君の振り返った姿
はにかんだ笑顔
水色の風を纏ったワンピース
どれも愛していた
柔らかい手も優しい目も綺麗な声も
大好きだったよ

君の振り返った姿
僕を呼ぶ声が聞こえて
目を覚ますのは
辞めにできるだろうか
窓の隙間で薄い花びらが舞った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

[作曲募集中]花酔

"君のことを忘れることなんてできるだろうか"

閲覧数:100

投稿日:2019/06/06 09:42:31

文字数:595文字

カテゴリ:歌詞

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