誕生 / はるまきごはん
BPM80


ある夏の朝に
もしも神様が
青空に珈琲を零したら
空を描いてた絵描きが怒るかもね

だけど気付くだろう
豆色の空も
悪くはないななんて言うだろう
そんなものなのさこの広い空ですら

翠の星に乗って 
あの日のふたりを見に往こう
柔らかな雲の、そのまた向こう側の 
全ての涙に会いに行こう

不安そうな顔で
こちらを見ていた
だから大丈夫と言いたかった
空みたいなもんだよ 人も運命も
ふたりは羽根になる

翠の星に乗った
ふたつの不器用な羽根を
包みこむように、身体に宿すように
鯨は凛と歌っている

翠の星に乗って
ふたりはひとつの愛になる
誰も知らない、その先は知り得ない
次の世界を祈っている
ふたりの
ふたりの
ふたりの
誕生

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

誕生(Lyrics)

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投稿日:2020/08/26 21:10:30

文字数:339文字

カテゴリ:歌詞

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