「残響」

1.
聴くに堪えぬほどに あの声が
今も頭の中 かき乱して離れない
暗い部屋の隅で 今日もまた
不意に顔を覗かせて 引きずり込むんだ

(I won't let you escape)

思い出したくない 封じた記憶

(I'll follow you anywhere)

こじ開けて 帰りたくない日へ攫ってく

残響が僕を飲み込んで 闇へ突き落とす
無慈悲な言葉 何度吐かれただろう
切り傷だらけのこの
心を癒してくれる者はいない


2.
束の間の眠りから 覚めた途端
どこからともなく 追いかけてくるかのように
耳の奥広がる 忌まわしい
音程と周波数 虫唾が走るよ

深い深い海の底で 苛まれて
まだ 浮かび上がれずにいる
ただ 「怖い」という感情が
重い足枷になっている

残酷な言葉の刃先で 幾度も抉られ
刻まれていく 赤紫色した
無数の細い線が
物語る涙 誰にも分からない


もう二度と 出会いたくない
景色 振り払って
恐れるばかりじゃ 前には進めない


残響が脳裏に焼き付いて 離れなくても
傷付くことで 身に付けた強さ
そう ダイヤの光になる

せめて僕だけは 優しさ届けたい


気付いてほしい 見つけてほしい
だから叫ぶよ 愛(I)の残響

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「残響」歌詞

「本当のルーキー祭り2025秋」と「クロカル杯」の同時参加作品「残響」の歌詞カードです。



楽曲の試聴はこちらから↓

ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/sm45499126

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投稿日:2025/10/13 00:16:11

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

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