深く深く沈んだ 少女は目を覚ます
灯りを消してすぐの感覚のようで

踊る踊るドワーフと汽車たちの汽笛
ならず者ども全ていられるような世界

「君はなぜここまで来たの?」

「私には居場所が無いの」

息を吐くことに嫌気が差したなら
息も吐けない底で生きるのはどうだろう?
いつか死ぬくらいが丁度良いんだ君らは
すぐに忘れるだろう
あなたのことも

深く沈んだ少女はそれからというもの
沫の溢れる国の隅っこの家に住む
陸の魚のような息苦しさも無く
踊る踊るドワーフに合わせて縮んでく

ひとりまたひとりと消えて
私だけになる
ひとりまたひとりと消えた
私だけの世界

何もかも思い出せなくなってしまったんだ
生まれたところも自分の顔も
時間さえも
だけどどうせ消えて無くなるなら同じだから
空白こそ人生だ
私だけの人生だ
意味もないくらいが丁度良いんだって

目を閉じよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

沫の世界の少女 歌詞

歌詞です

閲覧数:200

投稿日:2019/09/12 22:32:03

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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