酷く小洒落たスーツと 見よう見まねの前髪
まだちぐはぐな気分を 飼い慣らせないまま
いつもと同じ街路に 吸い込まれる足先
意味を持たない吐息は つき飽きたはずなのに

夜が明けて 目蓋の裏に焼き付いたの
瞬いても崩れない セピア色に輝き出すもの

それは何度も口にして すり減らした思い出
どこか認められずにいた あの夏は戻らない
明日 今日より幸せに 溢れていると信じて
重い荷物 抱え込んで ひたすらに風を切る


いざ酌み交わすグラスと 食べかけのカプレーゼ
ただ浮ついた気分に 飼い慣らされている
いつもと違う街路で 突き合わせる足先
積もる話も絶え絶えに お別れが惜しいな

酔いが抜けて 車窓の向こうで消えゆくもの
現への最終便 暗闇に連れ戻されてしまう

そして後悔や責務を 片足ごと切り落とす
ただ心の奥叫んでいた あの夏をこの手に
たとえどんな理不尽や苦悩に苛まれようとも
重い荷物 放り投げて ひたすらに風を切る


それは何度も口にして すり減らした思い出
今も認められずにいる あの夏は戻らない
たとえ どんな理不尽や苦悩に苛まれようとも
重い荷物 抱え込んで ひたすらに風を切る

明日 今日より幸せに 溢れていると信じて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

サマーメモリー / 重音テト

歌詞です

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投稿日:2024/12/14 22:16:55

文字数:524文字

カテゴリ:歌詞

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