雲を急ぎ泳ぐ
指さした先
夏を飛ぶ鳥の声

少しずつ
幸せを形どっては
明日を夢に見る

くるりまわり風を薙ぎながら
中天を割く鉄のタンホイゼルのマーチ

「未だぼくはここにいるんだ」
「明日はあそこにいるんだ」と強く
掲げたてのひらは遠すぎる

ひらひらと旋回し挙ぐる翼は
白む峰の向こうへ陽炎を連れていく

貴方にただ一度だけ会いたいと
恋うも流るるは禍のあと
「今もまだ君を愛している」と
そっと抱き寄せてほしい

中空を滑りゆく
小千鳥の歌声は
放吟と散る
雲の縁もなく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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八月と青天

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投稿日:2025/08/17 13:56:03

文字数:239文字

カテゴリ:歌詞

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