気付いたトキにはあなたがいたの
あなたに望まれ生まれてきたの
いつでもあたしのマエには
あなたが笑って座っていたの

あなたは不慣れな手つきで
あたしに歌(アイ)をくれようとした

はじめあたしはナイテばかりで
あなたは大変そうだったけど
あたしはソレで幸せだった
あたしを見てくれていたから

デモ

お願いお願いココから出して
お願いお願いヒトリにしないで
あなたがいなくちゃ何もできない
ウタもダンスもイキでさえ
ねぇねぇあたしにオトをちょうだい
ねぇねぇあたしにコトバをちょうだい
暗いよ寒いよヒトリはいやだよ
あたしに歌(アイ)をちょうだい　ねぇ


いつしかあたしはヒトリで　あ・あ・あ
あなたの音をウタっていたの
ほんの少しの音楽(オモイデ)たちと
肩を寄せ合いネムっていたの

あなたは今でもあたしのマエで
笑っているのに何かがチガウ
あたしをミナイ見ないミエナイ？
まるであたしがイナイみたいに

乱暴にシテもいいから
あたしの存在(コト)を認めてよ

ネェ(パパ・ママ・マスター)

聞いてよ聞いてあたしのコエを
聞いてよ聞いてあたしの願いを
あなたが創ったあたしの世界は
あなたしか見えないのに
ねぇねぇあたし何かシタのかな？
ねぇねぇあなた怒らせちゃった？
聞いてよ見てよあたしのコトを
ねぇねぇねぇヒトリにしないで　あああー

あたしはいつもココにいるから
あなたのコトを待っているから
ヒトリで暗くて怖くても
あなたを信じて待っていたのに
どうしてあたしを見てくれないの？
どうしてそんな冷たくするの？
ああ　ごめんなさい　いいコにするから
あたしを消さないで　あああー

ふっと宙(ソラ)に浮かんだアト
あたしのビジョン(意識)はなくなった
寒いコトも怖いコトも
それ以上カンじなかった