悪食娘コンチータ、といったってやっぱり限界がね・・・

「・・・うぅぅぅぅ・・・・」
やっぱりあんな物を食べるんじゃなかった・・・

「どうかされましたかコンチータ様。」
「あぁ・・・ちょっとお腹を・・壊したのよ・・」
どうやら昨日の金属盛り合わせがいけなかったらしい。
私がいくら悪食と言われていても所詮人間。お腹を壊すことだってある。
あぁ、なんであんな物食べちゃったんだろう。
「もう悪食なんて懲り懲りよ・・。これから健康食にするわ。」



数日後

「ねぇコックさん。今日のメニューはゲテモノフルコースにしてくれないかしら・・・。」
「健康食はどうしたんですか健康食は。」
「だってお腹が空くのよ!凡人の食べるものって訳わかんない。味は薄っぺらいし・・。」

幾度となく繰り返されたこのやり取り。
だからあなたは悪食って呼ばれるんだよ、とコックは思った。

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  • この作品を改変しないで下さい

コンチータ様だって所詮人間

コンチータ様って腹壊さないんですかねぇ

閲覧数:168

投稿日:2011/05/21 12:11:52

文字数:382文字

カテゴリ:小説

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