まぶた閉じても 消えない
あなたと歩いた桜道
たとえ 花びらが舞い散っても 忘れない……

思い出の中で香る八重桜
かぐわしく匂うから
なつかしくて 目を細めてしまう
嗚呼 春よ早く来て

雪よ とけてしまえ
花のつぼみ膨らみ
うぐいすが歌えば もう すぐそこに
春はいるわ

さくら 私の涙に降って
この嘆きを隠して
思い出させて あなたの掌の温度を

「春に帰る」
あの日の約束は
絶対嘘じゃないよね?
だから待つの 帰ってくる時を

嗚呼 春よ早く来て
風よ 強く吹いて
春の訪れ告げて
そしたらきっと あなたの姿が
桜の中に……

宙に舞い散る花吹雪が
あなたの帰りを祝う
その中で私 精一杯
笑っていてあげる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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桜ノ中

戦争にいってしまった彼を待つ女。
女は気付かない。彼はもう帰ってこないという事実に。
女はいつまでも待ち続ける。
彼との約束を信じて。

閲覧数:32

投稿日:2009/03/25 14:12:10

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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