タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(44)
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皆揃って 寄っといで
良い子・悪い子 構わずに
怒りん坊の 大人には
秘密秘密の 夜の国
ソコはまるで“遊園地”で
ソコはまるで“レストラン”さ!
どんな願いも叶うかも?
子供の為の国だもの
笛の音合わせて出発進行!
王様、兵隊、父さん、母さん...夜之国
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茹だる暑さに 咽喉は焼かれて
呼吸も出来ずに 落ちる向日葵
眩む世界に 不実なる月
鬼が誘う 「手の鳴る方へ」
爪が辿る微笑の奥に
残る熱が暴く心
巡り変わる影の国で
籠の鳥は夜に歌う
足りない 切ない 届かない
脳内 警告 鳴り響く...あいしたがり
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キミの柔らかな その肢体
甘く優しい 接吻で
全てを溶かし 涙さえ
残さずボクに 喰べさせて?
無駄な見栄も愛想も捨て
曝け出したその心を
全部ワタシに頂戴な
他の誰にもあげないわ
泡沫の様な 現実が
全て胡蝶の 夢ならば...【もう一つの】獣ノ狂宴
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途切れることなく そこにある筈の
空を幻と きみは言うけれど
ぼくにはこうして 一緒にいられる
今この瞬間こそ 儚い夢のよう
嘘と本音が 混ざり合う
雑音だらけの 日常で
二人出会った 奇跡さえ
必然だった と言うきみ
そう、かつては輝いた
金メッキの熱情...空は幻(仮)
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「直ぐに帰る」と 嘯く貴女
閉じた扉に 光は差さず
温もりさえも 忘れたけれど
ワタシ只管 待ち続けるわ
我侭なんて 言わないし
言い付けだって 守ってる
とても良い子に してるででしょう?
どうかワタシを 褒めて下さい
ねえ、ママ。お願い
一人は寂しい……...ちいさなねがい
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月さえ眠る この良き日
年に一度の お祭り日
五穀豊穣 願いませ
神に感謝を 捧げませ
お鈴 鳴らせや 祭りの 合図
拍子 取りませ 神への 合図
揃い 奏でて 送り火 焚いて
ヨイヤ タントト テトシャン ソイサ
彼岸の花咲く 畦道渡り
鎮守の杜へ 御神輿行脚...マツリ
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西より出る 影を追い
旅立つ姿 見送るは
黒く爛れた 蛇の声
夢に儚く 遠き故郷
目蓋を閉じれば甦る
父母よ友よ嗚呼愛し君よ
笑顔も声さえ遥か彼方
残るは変らぬ茨の檻
月よ哂うか 終らぬ連鎖
背中合わせの 鏡の中で...風ノ唄
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私の心から 溢れた雫は
いつかあの 枯れた花を 彩るかしら
貴方と二人 頷きあって
小指に絡む 糸を千切った
愛を誓った 時間はすでに
欠片となって 砕けて消えた
真白に戻った 糸は泣いた
「次は何色に 染まればいい?」
“さようなら”と 交わしたキスを
温めたいだけ。傲慢かしら...太陽に吼えろ
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――ヨウヤクテニイレタ……
――ワタシダケノアナタ……
どうしてあの人
わたしを拒むの?
わたしの何が
いけないのでしょう……
愛し・乞いしと
嘆き呼ぶのは
祈るわたしの
影法師...Salome-サロメ-
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お山の麓の お里の娘
勝気で綺麗な 娘はある日
提灯片手に ブラブラ下げて
お使い頼まれ 村への帰りに
鬼に捕まり 籠の鳥
籠女囲まれ 逃げられぬ
お山の麓の お里の男子
優しい気弱な 男子はある日
お宮の裏手の 鎮守の杜で
目隠し影追い 置去りにされて...おさとわらべうた
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愛して欲しい。キミのその
柔らかな唇で 掌で
変らずにいるなんてきっと
神様だって、出来やしない
“この世界”が仮初だと知っているなら
どうかもっと……咽喉の奥で、ボクを愛して
全て剥ぎ取り、剥き出しにしたその
アナタの心 欠片も残さずに
犯して穢して濁してしまえば
もしかして、...獣ノ狂宴
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私にそっと 神様が
教えてくれた“最期の日”
「如何して私?!」 問いかけは
部屋に響いて 消えてった
何万分の一の確立
あなたと出会い 愛し、愛され
“これから先も、幸せ続く”
そう信じてた。それなのに、何故?
あなたの笑顔、見る度に
「ごめんなさい」と言いたくて...Last letter
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<A>
アナタを愛した心は今も
ワタシを傷つけ続けるのです
教えて下さい。この想いから
抜け出せる術は、あるのでしょうか?
<B>
この身体は“プログラム”。それならば
この気持ちも“作り物”なのかしら?
親を慕う雛のように、刷り込まれた
嘘の好意なの? それとも……故障かしら? ...恋するヴァーチャル・ガール
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――とてしゃん 鈴を 打ち鳴らせ
――お次は何処ぞ お仲間いたか
―― 一人は寂し 共に参ろか
――終わらず の旅 廻り往く
わたしの人形は よい人形
お山の神様 見初められ
“お里が恋し”と泣いていた
緑のお目々の可愛いコ
私の人形は 戻らない
わたしの人形は よい人形...わたしのにんぎょう
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