タグ「シュール」のついた投稿作品一覧(25)
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相乗効果だって 迷信で
狭心も高鳴って Day By Day
遠心力でだって 単純で
毎日はGive and Take 二列目の煙草で
等速で過ぎて行く
押し問答浸かっている
蝋燭が消えていく
I miss you, but time is through.
相乗効果だって 迷信で
狭心も高鳴って ...ケムリ
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爭いに草臥れた街 無秩序に陥った跡
片隅に溜まる煙草には今も未だ火が灯っている
黒煙に呑まれた言葉たち 篝火に捧げる言葉たち
悲痛な現実に抗う何かを求めている
間違った方舟に乗り込もうと足掻いて吠える
また戦争だ 幻覚に囚われた言葉の負い目を背負う
タントラは僕等に何を教えたのか
平和の道標は無かっ...タントラの炎
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酷い失恋で胸に秘めていた楽しかった恋愛の色が褪せてしまった。
そんな失恋のせいで純粋だった自分の心も壊されてしまったんじゃないか。
壊れた心のままじゃ世間のいう幸福なんて分からない。
思い返せば楽しい記憶ばかりが蘇ってくる。
複雑な迷路みたいに次から次に、君の笑顔が右に左に。
どっぷりと迷路に浸かっ...モノクローム(ver1 歌詞 ver2解説)
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空に集る黒雲が何を降らそかと楽し気に
下天を眺める素振り「普通の雨じゃきっとつまらない」
蛙やラムネ、硬貨でもいいが「今までに無いもの」を
傘を差してもそれを突き抜けて傷が出来てしまうものを
空を仰げばナイフの雨が 眼球に目掛けて降り注ぐ
神への罵倒と悲鳴の声だけが水溜りの上を歩いていた
なんとか生...ファフロツキーズ
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真の像は囚われず 証明すら面倒で
皮相的で的外れな 自作自演の芸能報道(ワイドショー)
見える具象(モノ)は疑わず 錯覚すら日常で
持続的で後から効く 支離滅裂な論でしょう?
頭の中、幻想的な世(ファンタジーランド)で
被害者面引き摺ってる
簡略化した人生に何を見て何を味わう?
例えば「君といたい」...タブロイドステレオ
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時間の境界を行く特急を今日も見送った
伏せた教科書を僕は拾わずに
視界の真ん中を行く飛行機雲を掴まえて
消えた街燈と影を辿って帰る
透明な空を鈍く曇らせる
秋風に俯いた稲穂のような
さよならも言わないまま
未来へ走った友達が憎かった、閉じた踏切
泣かないと決めて約束を交わした時の温度
忘れてないさ ...ノスタルジア
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至って誹謗中傷な言葉を打って悪が生まれた
甲虫の様にその言葉に善が集う
愚惰っていつの間にか討論は雑談に変わり
結局の所はどうでもいいの、善も悪も
顔も知らない同士で語り合った
夏の終わりには表面は朽ち果てた
蝉の死骸を転がして想うこと
七日間を鳴いて生きた意味は何処にあるのか
生きる意味が欲しくて...ホムンクルスの誤謬
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雨宿りがてら立ち寄る見知らぬ喫茶
濡れたコートで腰掛けた無作法な客人
世辞でも洒落ているとは言えない内装
カウンターで互いに飲む物怪の類共
「貴方も路頭に迷う人間の端くれか?」
「お前らとは違ってまだ生きちゃいるがな」
大人様には苦めなコーヒーを
子ども様には甘く仕立てたジンジャエールを
飲み過ぎに...Shut in People
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未完成な何かを眺めてた
非現実をカタチにしたような
ぐちゃぐちゃだけど何処か自分に似ている気がしたんだ
まだまだだけど諦めたら後悔する気がしたんだ
壊れたわけじゃないのなら前へ進めよ
『未来』それは無形だけど誰も作り上げてきた
喩え、何時間掛かろうといいからさ
自分だけの風景を照らせ
無関係な感情を...Horizont
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違えたイノチの意 布教して廻る
逃げ出さずに生きた者を 英雄と呼んだ
誰かが閉じた踏切棒を 抉じ開けて阻んだ
その誰かが唱えた 信仰宗教が言うには
凡ては
消えた惑星の所為 誰も悪くはないはずだ
逃げて逃げて来ただけ 無論、前も向かずに
惑星を背 僕らは生きていく
強く強く羽搏いて行け 暗い空を
抱...サイボーグローグ
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ポツリポツリ落ちる
通り雨と疑問符
ユラリユラリの灯火
重なる君の影、ポツリ
いつから聞き慣れた
終点駅の名前
閉ざした胸が
誘惑の方へと向かう
後悔を乗せて
残された僕の嘘...ポツリ
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あーあーあ
揺らぐ視界で手を叩いて
何かを潰すような音
蚊や蠅かを殺したのかと
覗き込めば誰かの命
誰も彼も似たような顔で
無関心に手を叩いて
鳴り響くのは死の協奏
腕の中で揉み苦茶にされた命
欺かれて、嗤われて...宵闇クラップ
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もしも世界を壊せたら
自分もいなくなるんだね
誰かを不幸にしてでも
自分の願いは叶えたい
もしも未来を知れたなら
すべきことが分かるのにね
どんなことが役立つとか
誰を愛すべきなのかとか
幼い頃は見えた未来の世界像が
いつの間にか塗り替えられてしまった...フラ・ワーレイン
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古い本の102ページ、書かれるには「創造の終了」
今の僕はまだ3ページ、死ぬには早すぎるようだ
遠い世界を説いた気紛れ、偽善振るなと
疾うに壊れた世界には無関係なこと
「ラグナレク」
もっと無常な愛を、事務的な愛を
(異相、協奏、自業、空想、理想、肖像、偽装、闘争)
自己犠牲の愛を、一カ月程の愛を
...ラグナレク
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信じたのが間違いか 腐乱した世界と墜ちた跡
数歩先の唄歌い 清らかな詞
きっと誰もが夢見たんだ 蒼空と愛とを
燈火が揺れているだけ
鼓動はずっと唸ったまま 虚無感がそっと宿ったまま
偽善をずっと被ったまま 堂堂と僕を蝕んだまま
流転
縋れど世界だ 果てた世界だ その何処かに光は射すものだ
希望を胸に...フェアリーテイル(完成?)
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空を逆サマに見た浮遊感で
涙は空へ昇ってく
3秒後には終わる世界だ
唄を遊む
一途に未来を信じてた
最後の唄
いつか呼吸さえも忘れるなら
その前に泣いて
「人は生まれて消える
その間に言葉を残す」...REFALLIN
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やさぐれて掴んだモノが 僕らの居場所を覆ったんだな
所詮くだらない街だった 夢もこのサクラに沈んだんだな
才能で区別されてきた 不自由な夢を追っている僕らには
逸走する勇気がないんだ 孤独への一歩
一欠片でも希望があれば 僕らの心は救われていたんだろう
息の音を胸で確かめ続けた
全力とは如何に空しい...桜撃-ogeki-
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グラついた世界が騙るには「妄想は義務でいい」だそうだ
戦争さえもそれで終われば平和で片付く
love & peace(ラヴアンドピース)
感情の交差点で一人生き残った
轢かれた法律の前、先生が言った
「勉強は未来のための武器なんだから」って
今じゃただの廃品だ ご愁傷様です
枯れた歴史とか長けた科学...妄想少女
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声にならぬ言葉の集い
埋もれた愚問は何を求めた?
過ぎる景色は文字の羅列
「某所は今日も混みあってるらしい」
敢えて嘘を流す匿名希望
それも本当という街のメディア
廃れた頭が処理できるのは
見える文字がすべてだということ
信じるか?信じるな!
「それだけはない」という言葉が欲しいの...フルノイズワールド
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触れた言葉には棘がある世の中なのだろう
いつか擦り傷だらけになってでもそれを守るんだろう
見えない 見えないよ 言葉に残した真意は
消えて 消えてよ 安っぽいイノチなんてさ
意味はないんだ
触れた言葉には棘がある世の中なのだろう
誰が言葉を凶器に使ってしまった?
「死んでしまえ」
やめて やめてよ ...ニアイコール ゼロ
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ボクラの正義とは
歪曲(わいきょく)を矯(ただ)して、ミサイルに願って
蒼穹(そうきゅう)に傷跡を
どうしてボクラは生まれた場所を
舞台に斜め上へ飛び立てるのだ?
暴走した世界は
地平線を裂いて、孤立して笑った
今日こそは掴み取れ
それでもボクラは「青い」と言うのか?
足元に咲いた言葉は誰の胸を穿(...45°の鋭角
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凍えた臆病を解かしいてくように、
温めた炬燵に頭から入る。
少し苦しくなって息継ぎをした
火照った弱い吐息。
些細な嘘を吐けば吐くほど、指が悴んで
塞いだ炬燵の奥、息苦しい一人。
「誰とも上手くいかない」
蝸牛のように殻に篭って、
温もりさえ感じなくなってしまったかな。
無粋な言葉を紡いでみても胸は...こたつむり
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「朝焼けを眺めるには少しだけ早いかな」と
悲観主義な君の唇が言った
夢も持てない手の平、僕も君も同じさ
地球は青かった
未完成な時間軸で呼吸している不思議を
幾つになった頃に考え出したんだ?
気付いたら出会っていた僕と君の心
瞳は暗かった
理解し難い未来地図は置いて往け
真っすぐな気持ちを言ってよ...灯台
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綺麗に潰えた夢や希望を並べて
不幸を売り捌く今日も明日も
物狂いどんな不幸でも今の自分よりいいと思える
「兎に角安い幸福を胸の空白に埋めたいや」
勝手な顛末を貼っては剥がして
「決して依存じゃない」そういう奴から消えていく
腐った惑星を生き永らわせる
他人の不幸は蜜の味
見向きもされない僕等の言葉に...ユートピア
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《何年か果てに地球人らは
「惑星は四角」と言い張ってた
それでも当時は常識だった
「本当」を言えば首を刎ねられた
「本当」が何か知りもせずに宣う
今じゃ四角なんて誰が言うのか?
真偽なんざ
どっちだってよかった「他人事」
知った時に反応すりゃいいと思ってた
劣化してく人類の総許容量には...シュルレアリスム