至って誹謗中傷な言葉を打って悪が生まれた
甲虫の様にその言葉に善が集う
愚惰っていつの間にか討論は雑談に変わり
結局の所はどうでもいいの、善も悪も

顔も知らない同士で語り合った
夏の終わりには表面は朽ち果てた
蝉の死骸を転がして想うこと
七日間を鳴いて生きた意味は何処にあるのか

生きる意味が欲しくて偽り上げた
偽物の自分も生きる意味に溺れて
呼吸をして手の平を眺めても
この存在価値は分からないのだ



壊れた世界に一条の報い
さすれば誤謬も明らかに晴れよう
くだらない日々に一途な消息
現実を前に崩れる視界

無知と無知とが同じ様に勘繰り合って
出来上がった場所で揚々と息をしてた
文字の羅列に囚われた平和主義が
理由も知らぬまま死んだ意味は何処にあるのか

死ぬ理由が欲しくて偽り上げた
偽物の自分も死ぬ理由に溺れて
目を瞑って首に縄を掛けても
生きていたいことに変わりないのに


まだ生きる意味に溺れて偽り上げた
偽物の自分も生きる意味が欲しくて
脈打つ場所に手の平を翳したら
「まだ生きていたい」って呼応していたのだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ホムンクルスの誤謬

ホムンクルスの誤謬(ごびゅう)

答えを探そうとすれば、
無限に答えの出なくなることの喩えに
「ホムンクルスの誤謬」がある。

人間の中には脳という小人がいると。

同じように人間を覆う人間を作れば、
無論、答えは闇の中である。

作曲者さんを募集します。
作曲してもいいよって方は
お声かけください。

生きていたいことに変わりないのに

閲覧数:360

投稿日:2017/09/18 20:26:26

文字数:467文字

カテゴリ:歌詞

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