うあじゃの投稿作品一覧
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1
泣きだしそうな朝
消えかけた月が
君の瞳に映る
絡めた指がほどかれて
君はふと固まったように
立ち止まる
答えが出せず
二人 夜通し歩いた
つま先を見つめる僕...朝の月
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God gave me the severe trial.
神は、私に厳しい試練を与えました。
God took my important person.
神は、私の大切な人を連れて行きました。
I continued crying forever.
私は、いつまでも泣き続けました。
I wi...【 live tomorrow 】
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道端のタンポポ
ガリガリ君の当たり棒
居眠りしてる猫
青信号の続く道
足跡のない雪の朝
明太味のうまい棒
ぷにぷにの肉球
掃除で出てきた千円札
特別じゃない日の
特別じゃない事 でも ...【 Tiny Happy 】
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A
聞きなれたあなたの声
やけに耳障りで
もたれ掛れないわ
嘘の消えた夜
A
クーラーの冷えた風は
心の熱も奪い
遠ざかってゆく
嘘の消えた夜...【 嘘の消えた夜 】
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You stole my love
you didn't say anything
You stole my love
You didn't leave anything
あなたは私の愛を盗んだ
あなたは何も言わなかった
あなたは私の愛を盗んだ
あなたは何も残さなかった
You stole my l...stole my love
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さみしいよ
写真の中で
笑う横顔
重ならない視線
せつないよ
捨てられなかった
窓辺の歯ブラシ
大きな枕
あなたの居ない部屋
初めて気付く...【 さみしいよ 】
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SAME DAY
もういやだ こんな生活
果てしなく 続くSAME DAY
喜び 悲しむことも
怒りすら 忘れちまいそう
同じ街 同じ食事
同じ人 同じ仕事
こんなことを 俺は
求めてたわけじゃ無いはずなのに
SAME DAY SAME NIGHT...【 SAME DAY 】
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Don't stop keep on
Don't stop keep on music
Don't stop keep on
anytime anymore
Don't stop keep on
Don't stop keep on music
Don't stop keep on
every da...【 keep on music 】
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A1
傷つきたいわけじゃない
I wouldn't like to be damaged.
でも あなたから離れられない
Still I can't get away from you.
多分、あなたは私を傷つけるわ
You probably injure me.
知っている 解ってる
I know...【 Believe 】
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A1
赤く痛んだ髪
物憂げに掻き上げて
ただ静かに目を伏せ
力無く 微笑むお前
ネイルの剥げかけた指先
ぼんやり見つめながら
絞り出すように一言
「疲れた」と囁いた
B...【 冬の蛍 】
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やがて月は満ち
ゆっくりと長い影が
二人を結び合わせた
星も瞬く夜空
出会った あの日から
どれだけの 夜を超えて
今宵を待ちわびた
月が語りかける夜空
あの時 見えた
星が 今は...星の夢月の涙
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A1
真夜中 病院の待合室
一人 佇む 君がいた
A2
白く凍る息をひとつ
ゆっくりと吐きながら
ポケットのバナナ握りしめ
B
昨日もはんぶんこ
いつもはんぶんこ...バナナ
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七色の風が 海を渡りゆく
懐かしい香り 夢 乗せて ああ
夏色に染まった 海岸線走る
流れる景色 光る波どこまでも
あなたの影 追いかけ
季節を駆け抜けてゆく
涙溢れて
また朝が明けてゆく
セウタの青い空
七色の風が 街を通りゆく...【七色の風 -El viento de España-】
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A1
I miss you, tonight
今夜は あなたが恋しくて
I trace the edge of a glass
with a Little finger
グラスの縁を小指でなぞる
There is no telling
how many alcohol I drank.
どのく...I miss you
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A1
夏の陽射し 陽炎の向こう
遠ざかる熱に さみしさを乗せて
少し冷たい 風に紛れた
名残りを惜しむ ヒグラシの声
A2
金木犀の 香りに 誘われて
小さく一歩 踏み出した
いつもと同じ いつもの路地に
そっと揺れる 薄の波...流星の夜
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秋桜(あきざくら)の頃
A
三日月にかかる雲が
秋の風にそっとたなびく
A
秋桜 淡い色に染まり
儚き月明かりに浮かぶ
B
溢れる想い 虫の音にかき消され
あなたの元へは届かない...秋桜(あきざくら)の頃
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1
風が夜を超えて
香り 運んでゆく
ほのかな潮の匂い
むせ返る夏草の頃
見渡せば 遥か遠く
荒馬が跳ね上がる
蜃気楼の向こうに
枯れた故郷が揺らぐ
唇に残る 砂の味...天と大地の唄
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scene#11
町中の公園。ブランコにユウとナオが乗っている。手には缶ジュース。
ナオ「確かこの辺に交番あったはずねんけどなあ。。」
ナオ ナレ「5年ぶりに見る街の風景は、変っていないようで変っているようで、」
ユウ「(ジュースを飲みながら)あ、ああ、あまい。」
ナオ ナレ「それでも、懐...TITLE 『逝く夏』 #11
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scene#10
水晶玉とそこにかざされた手のアップ。手にはいかにもうさんくさい指輪の数々。
そこに女の声がかぶさってくる。
ウヌ「あなたは今日、災難に遭います。」
ルミ「あほ!ふざけてる場合ちゃうねんて!」
ウヌ「あははは!ごめんごめん!けど、あんた、またやったんやってな?」
ウヌ、人...TITLE 『逝く夏』 #10
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scene#09
フェードイン
ナオのアップ。少し引くとユウの顔がナオの肩越しに入ってくる。ナオがユウをおんぶしている。
ナオ ナレ 「なんでこうなったんだろう?」
ユウ、ナオの上で頭をゆらゆらしている。時折キョロキョロする。
ナオ ナレ「この子はユウというらしい。ちょっと足らないみたい。...TITLE 『逝く夏』 #09
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scene#08
地面に落ちたルミのハイヒールアップ。かかとが折れている。
ルミ「たたたたた。。。。」
シゲ「あたた、す、すんません!」
後ろを気にしながら、ルミを抱え起こす。
ルミ「このボケ!どこみとんじゃ!」
ルミ、シゲの手を払いのけながら立とうとする。ガクっとなって
またうずくま...TITLE 『逝く夏』 #08
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scene#07
地蔵の前。しゃがんだユウの背中。よれよれのTシャツに汗のしみが出来ている。
ユウ、ゆっくり背後に立つナオの方を向く。
ユウ「ん?」
ナオ ナレ「これがボクとユウの出会いだった。」
ユウ、また下を向く。ナオ視線のカメラが、そのユウの見ているものを
のぞき込むようにズーム。...TITLE 『逝く夏』 #07
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scene#06
唐突に二三人の男がうろつく足元のカットがイン
なにか話し合っている。
男A「あんボケ。どこいきやがった。。。」
男B「・・・あ、うん。あ。あぁ?そっちにも見当たらんか?」(ケイタイで話している)
木下「おら。キリキリ動かんかい。。。。あんクソガキどこいきおった。。」
カ...TITLE 『逝く夏』 #06
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scene#04
住宅地から丘へ続く道。男の声が聞こえてくる。
ユウ(仮名)「な、な、なななあ、お、おおおねえちゃん。」
男と男の手を引く女の背中がフレームイン。男の歩き方が妙な感じ。
姉「ん?なんや?」
ユウ「ど、ど、どこ、い、いいくん?」
姉「。。。もう。。。すぐそこや。」
ユウ「...TITLE 『逝く夏』 #04
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scene#03
キャバクラの裏口。昼間。女が押し出されるように、よろけて出てきてコケる。
裏口からハデな衣装数点とバッグが飛んできて、水たまりに落ちる。
ルミ(仮名)「、、っかやろ!何すんだ!」
裏口奥からマネージャーらしき男が出てきてタバコに火をつける。
マネージャー「なんなあ、ねえさ...TITLE 『逝く夏』 #03
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scene#02
どっかの飲み屋街の細い路地。昼下がり。
浮浪者が飲み屋の裏口に置いてある、空の一升瓶に溜まっている残りの酒を
一本にまとめながら、時々ラッパのみをして、ビンの底を鼓のように叩いている。
野良犬がよってくる。
浮浪者「食えねえかなあ。。。」
犬、察したのか、また遠ざかる。...TITLE 『逝く夏』 #02
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scene#01
遠くに雨雲 雷の音 ヒマワリに当たる土砂降りの雨 やがて雲の間から木漏れ日
ナオ(仮名)ナレーション:
「通り雨が過ぎた後。
濡れたアスファルトと夏草の匂い。
むせ返る様な夏がボクの何かを揺さぶった。
窓から見えた、坂の向こうの逃げ水を追いかけ、
ボクは、5年...TITLE 『逝く夏』 #01
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WRITEN BY uaja
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ナオ・・・・5年間引きこもりをしていた。18歳♂
ユウ・・・・水頭症でヘッドギアをしている。知的障害者。17歳♂
シゲ・・・・うだつの上がらないチンピラ。22歳♂
ルミ・・・・元は高級クラブのホステス...TITLE 『逝く夏』 #00
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ママ だれかが
ぼくを
ゆびさすんだ

ママ だれかが
ぼくを
あざわらうんだ

ねえママ どうしてかな?

あたまがチリチリしてるよ



ママ だれかが
ぼくのみみもとで
ささやくんだ
...MAMA
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桜の下にあるベンチ。
女の人が一人で桜を見上げている。
まだ桜は咲いていない。
次の日、そして次の日も。やがて桜は満開に。
咲いていくにつれ、女の人はうつむいていき、満開の桜は見ようとしない。
『タイトル』
中年の男が隣のベンチに座る。
「綺麗ですねぇ。」
誰に話すとでもなくつぶやく...桜
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『キレイな幸せ』 後半
登場人物 マァ:男。谷口政章。27歳。喫茶店の店長。両親はすでになく、
マンションに1人暮らし。
マユミ:女。栗原真弓。27歳。谷口の元同僚。精神的に病み、
仕事を辞め、今は両親と同居している。
マユ...『キレイな幸せ』後半
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第一校:
『キレイな幸せ』
脚本 うあじゃ
登場人物 マァ:男。谷口政章。27歳。喫茶店の店長。両親はすでになく、
マンションに1人暮らし。
マユミ:女。栗原真弓。27歳。谷口の元同僚。精神的に病み、
仕事...『キレイな幸せ』前半
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