でぃぐねすの投稿作品一覧
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辿り着けるのか
同じ道を行けるのか
僕らは同じ場所へ向かってる
眺める事は出来るのに
どんなに足を動かしても
君は小さくなるばかり
沈んでく自分の身体で
前に進もうともがいてた
僕の足元に地面なんて無い...深海
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悪魔の囁きは天使の囁きで
天使が差し延べる手は地獄へと…
冷たい手の平に不安を覚えて
大きな背中に安心をしていた
悪魔と天使の狭間で
僕は女神を見たんだ
目を閉じた現実に
聞こえる声がずっと
僕の心を消そうとしてるんだ...女神の尻尾
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この歌 この声 この心
この空 この夢 この思い
なにかが君を苦しめる
僕が君の首を絞めている
君の手を握るのは
僕じゃないのに
君の命決める
僕の手は汚い
どんなに歌をうたっても...タヤハラヤ
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鏡よ鏡よあの方の運命の人は…
時は願うままにならないと言うのね?
白雪よお前があの方と共になるなら
お前の運命を壊そう
真っ赤に熟した林檎
永遠に眠らせようとした
間違いだらけの私
あの方の人生も歪めるのね
汚い心の私...白雪
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心臓の音が 僕らを繋ぐ
初めて出逢った時
君は悲しそうな顔でうつむいてた
迷いもなく 恐れもなく
進んでく君に惹かれて
呼び止めた きっとそれが原因
君と逢うことが まるで最初から
決まっていたかのよう
同じ気持ちだったって事に...心音
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ナイフを握って
突き刺して
少女は笑った
"染まりましょう"
美しく生えわたる 赤
染めて 全てを染めて
真っ赤だね 奇麗だね
あぁ、まだ足りないわ
暗闇の奥底...切り裂き少女と檻の少年
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すべての世界がそれを見た
まるで何も無かったように
消し去って 消し飛んで
しがらみも偽りも消す銃
僕は二十歳になった
銃を握った 握りしめた
引き金を引きたかった
本を開いた 閉じた
写真を撮った 撮られた...持ち腐れの銃
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桜の木の下
私は一歩踏み出す
校庭はピンク色になって
新しい芽が出て
踏み潰さないように
潰されないように
前へ後ろを振り向いても
着実に進んでる
追いかけた背中を...私と君と貴方と..
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首を折って散ってゆく
下へと埋もれる花
どうでもいい事だけど
一度で良い 貴方と見上げさせて
貴方は落ちたら
下を向くでしょ
私は違うわ
元々下に居るから
私は下になって埋もれて...落花
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このままで良いのかな…
呟いた君は悲しそうだった
僕はいつも一緒に居たけど
なにもせずにただ在るだけ
君が嬉しそうに僕に言ってた
色々な出来事。
君が悲しそうに僕に言ってた
沢山の出来事。
全部僕には出来ない出来事。...大事にしてね
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消えちゃいそうな
壊れそうな
硝子の羽根を羽ばたいた
下を向いて涙しても
上を向いて笑っても
きっと何も変わらず
地球はまわるから
それなら僕は上を見てたい
きっと未来はその先にあるから
手を伸ばしても届かない...pace
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私はブラウン管のように
厚ぼったくって 夢ばかり見てる
街中歩いてみた 覗いてみた
コンセントだらけの
大きな 大きな
四角い 箱の中で
私の仲間は 見つからなかった
私の 箱の中に
遊びに来た デジタルは
アナログを見て笑ったの...アナログ
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何もない 名も無い空間
柄にもなく手を差し延べる
滑って 転んで 供に逝くのは
勘弁してほしいもんだ
冗談でも優しくなんて、するな
本心なら血ヘドが出るけど
精一杯 騙しに掛かるなら
幾らでも優しくするが良い
絶好の巣喰際に...来春∽来冬。
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消えて行く言葉は
とても大きくて
独りになることが
恐くなったんだ
まだかき集められるかな
まだ会える距離なのかな
まだ覚えててくれるよね
きっと君は私じゃ駄目だけど
木の下で眠れる喜び...A forked road
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何もない 名も無い空間
柄にもなく手を差し延べる
滑って 転んで 供に逝くのは
勘弁してほしいもんだ
冗談でも優しくなんて、するな
本心なら血ヘドが出るけど
精一杯 騙しに掛かるなら
幾らでも優しくするが良い
絶好の巣喰際に
目を反らしたのは誰...来春∽来冬。
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君を本当に大好きなんだって
気が付いたのは
あまりにも 遅すぎて
遠くへと遠くへと行っても
君がいるのが当たり前だったから
コーヒーを二人分煎れたり
車には助手席に乗ったり
まるで まだ君と
さよならしてないみたいに
暖かさを感じるのに...(non title)
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ずっと側にいたいとか
君の笑顔がみたいとか
そんなふうに思ってた
僕は 君の 何が 好きだったのか
ううん 僕は 今も 君の 全てが
大好きだよ
優しく包み込んで
あげれていたのかな
笑顔を見れていたのが...あいしてるなんて
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雪の中に眠る ぬくもり
声の届かない深さに
眠たさを覚えて
深く 遠く 冷たくなる
手をあわせて つなぎ止めて
遠くへと もう逢えない場所へと
進んで逝く君を 連れ戻すために
浮かぶ月も 入れ代わる太陽も
流れてくように すぐに
消えてしまいそうで...(non title)
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やっぱり恋はドキドキです
でもなんか怖いんです
いつの間にか君が隣に
居なくなってしまうような
気がするの 心配なの
でもそれって本当に好きってコト…
で良いんだよね?
ドキドキ抱えたまんまで
ずっといるのは難しいのかな
そっと側で じっとしてる...幸せになれるよに
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かっ飛ばしてみるのは
まだはやいんじゃない?
ごちゃ混ぜになってしまった
脳みその中心に
ネジを一本足してみようと
壁に頭をぶち込んでみたが
ただ痛いだけで何もなかった
ずっとズキズキしてたまま
そのまま、抑えてみたが
ネジは足りないままのようだった...脳天パンチ
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扉をあけましょか
反転した小さな世界に
倒立した大きな扉
沢山の世界からやって来た
選ばれしもの達
そのなかで唯一の
透明な彼女
沢山の人達が
開けられなかった扉
誰にも見られず...扉、白黒世界
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聞こえないよ 聞こえないよ
口元は動き続けてるのに
音なんて聞けなかった
僕の世界に
いつの間にか君は居て
僕には解らない何かを
歌い続けていた
動く口元
悲しみの混じった笑顔
君の歌を聴きたくて...音の無い世界が終わるまで
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黒ずむ空
遠ざかる君
頭ん中で
反響する声
ふるえる手
このままじゃ
堪えられない
恨んでなんかない
そんなんじゃ逆恨み
新しい恋を...(non title)
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いつも一人で
眺めてた 僕の世界に
現れた君が 僕を変えた
いつも元気に飛び回る
僕には出来ない 本当の笑顔
見てるだけで 楽しくなるんだ
元気が出てくるんだよ
空が 大好きになる
世界を飛び回れ...Bird×Human