投稿作品18
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UNDO
作詞:Mew.O
落ちこぼれ認定試験があるなら
多分僕は首席で合格するだろう
今はもう自暴自棄になっているけど
後悔ならしようとすればまだ…
ただもう飽きてしまっているだけ。
先へ進みたいのはお互いさまだと
なんとなくは言ってはみたけれど
本当のところはまだわからない...UNDO
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学校近くのラブホテルに平気でわたしを連行しようとする七瀬くんを全力で制止して、どうせ家にはだれもいないからと言いくるめて、わたしは七瀬くんを家に引っぱっていった。わたしの両親は自営業で遅くまで帰ってこないので、家はラブホテルに入るのを友だちに目撃されるよりよっぽど無難な場所だった。七瀬くんをまっす...
くじら 3/
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翌日、学校に行くと七瀬くんがもう既に席についていたので、さっそくおはようも言わず昨日の報告をした。
「七瀬くん、昨日の話」
「ああ、潮吹きのこと?」文庫本の字面を追っていた目がこちらに上げられた。ちょっとためらいはあったが、うん、とわたしは頷いた。
「あれ、すごいね」
「やってみたの?」
「ううん...くじら 2/
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進行方向
幸円 無畏
ヒトじゃないやつが好きだなんていう男はだいたい二次元の世界の住人にしか興味が持てないやつかもしくは東大に現役で何もせずに入れるような異常者の二択だ。だれも異論はないに決まってる。だけどまさか三ツ塚くんがその類いだとは夢にも思わなかった。
三ツ塚くんに好きだってことを伝えたの...進行方向
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くじら
幸円 無畏
くじらが泳ぐのは、大海。他方、わたしが泳ぐのは、ベッドの上。そして、くじらはいつも群れで生きる。わたしは、ひとり。わたしは、くじらになりたかった。
なあ、知ってる?とさりげなく訊いてきたのはたしか七瀬くんだった。5年生、つまりは高校2年生の、夏のおわりの、短い休み時間。席替え...くじら 1/
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ユーフォリア
幸円 無畏
しあわせって、なんですか。
1.ある多幸症患者の場合
児玉亜沙子に友だちなんてものは存在しなかった。でもそれはあくまで客観的事実だった。亜沙子本人にとってはそうじゃなかったのだ。亜沙子はいまいちぱっとしないかんじの、今どき珍しいタイプの女の子で、彼女の通う高校にそういう類...ユーフォリア 第一章 しあわせって、なんですか。
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アンブレラン
ひなた:ねえ、聞いたんだけどさあ、かのうわさの宮嶋が告白したんだってね。し
かも相手があの東雲だとかorz
ちか:え、うっそーマジで?!学年トップの?え、じゃああの知的障害者だっ
け?
たくや:聴覚障害ねw
ちか:あっそうそう、その人は別に彼氏とかそういうんじゃなか...烏骨鶏と宿便みたいな恋。(原案6/6)
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宿便のような恋
翔吾は私の話の一部始終を聞くと、はあ、とため息をついた。
「なるほど、要するに君はろくでもない恋する乙女なんですね」
ろくでもない、という言葉に、私は頭を垂れるしかなかった。
「ちなみに昨日のCYCTはどうなった?」
もうあの写真にまつわるうわさ話は学年中を飛び交っていた。飛び...烏骨鶏と宿便みたいな恋。(原案5/6)
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一分後にインターホンが鳴った。私はチェーンロックを外してドアを開けた。でもそこに立っていたのはいつもの傘、ではなかった。あの端正な顔は、なんとなく寂しげに笑っていた。私がその場に凍りついたように立っていると、彼は自分でドアを引いて玄関に入ってきた。それからデニムの尻ポケットに入った、折りたたみ式の...
烏骨鶏と宿便みたいな恋。(原案4/6)
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奇妙な鶏小屋
だれのものなのか判別などもはやつかない、犬のような息づかいに満たされた部屋は、少し温度が上がってきているようだった。傘、の首筋を汗が何本も筋を作って流れていた。薄暗いなかでもわずかな光を反射して輝く汗の玉たちを眺めながら、私はまた昼間の妄想に走りかけた。でも下腹部に響く痛みがそれをと...烏骨鶏と宿便みたいな恋。(原案3/6)
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まともな鶏小屋と、そうでない鶏小屋
まともな鶏小屋
やっぱり夏だ。じっとりと肌にまとわりつくあの湿気と、九割がた性欲で構成された視線。何もかもがうざったかった。とにかくどちらかからでもいい、離れたくて、足を踏み入れた雑貨店は、しかし冷房がききすぎていた。体中のありとあらゆる汗腺から吹き出していた汗...烏骨鶏と宿便みたいな恋。(原案2/6)
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アンブレラン
傘は、嫌いだ。どうして拒まなければならないのだろう。この空虚な頭に降り注ぐもの―塩分濃度の高すぎるだれかの涙、または日差し、またはずしりと重たい結晶の数々。きっとすべてに意味があるはずだ。たとえそれに気づくまでに大きすぎる歳月、時間が必要だとしても。だというのに、ただ急くだけ急いて、...烏骨鶏と宿便みたいな恋。(原案1/6)
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アンブレラン
その日も暗い天井は湿り気を帯びた騒音で満たされていた。舌のつけ根の辺りから漏れ出るようなあえぎ声と、いろんな体液が混ざりあって共鳴する音、それに、ベッドの痛ましげな悲鳴。音だけじゃない。部屋中、整髪料や、テーブルの上のアロマポッド、それに精液と汗の匂いでいっぱいだった。わたしの五感は...烏骨鶏と宿便みたいな恋。第一章 アンブレラン
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Footprints' Steps.
作詞:Mew.O
何かやってみたいってわけじゃない
夢はない 目標もない
死にたくないから生きてるだけ。
どうしようもない どうしようもない。
とてちてた とてちてた
だけど死にたくない理由もない
こんなどうしようもない僕でした。
とてちてた とてちてた...footprints' Steps.
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ほんとうの色はなんですか?
作詞:Mew.O
くっつきあうのはどうやらお互いキライなようで
きみとの距離はいつも約60センチ
遠いような 近いような
意思疎通はどうやらお互いニガテなようで
きみとの波長はいつもλ/2のズレ
でもたまには共鳴だって
するときはいつも笑いあえるのに。
遅れているのはいつ...ほんとうの色はなんですか?
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ちひさなしあはせ
作詞:Mew.O
願ってもない幸運がこのてのひらにひらり舞い降りたらどんなにいいか
なんてタブーを呟きながら空にこの手をかざす日々が
それだけでもう輝いてるんだって気づいたのは結構あとのはなしです
願ったり叶ったりがほんとうはラッキーなんかじゃないってことも
青空にぷかぷか浮かぶ雲...ちいさなしあはせ