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遠い記憶を無意識の海から
眠るたびに思い出す
満ち足りた夜の光の中にも浮かばない
あの笑顔を
どんなに泣き叫んでも
遠く君の許へは届かない
色褪せてゆく世界で
たったひとつ変わらないものを
抱きしめていた
闇の中手探りで...君へ。
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ありふれた言葉を繋げて
君に伝えたい音(メロディー)
ツギハギだらけの感情でも
きっと届く気がするんだ
ほら目覚めたらすぐに
わかるよ未来は今も
自分次第なんだって
うつむいた顔を上げたら
広がるよ傍にある小さな世界が
君がどこにいたってすぐにね...雨上がりの空に(仮)
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「聞こえてる?」
聞こえてるよ君の声
君からの言葉は全部『ここ』にとってある
「君はどうですか?」
聞こえてる?僕の声
僕の声は君の『そこ』に届いてますか?
・・・返事がない
「どうしたの?」
心配そうな君の声
だんだん繋がらなくなってきた...合言葉。(仮)
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雨降り赤信号止まった交差点の向こう
ずぶ濡れの君と目が合った
黒いフード被って君がなにか呟いた
だけどこんなどしゃ降りじゃあなにも聞こえないな
高いビルに囲まれた此処はまるで牢獄のようでさ
息苦しくて見上げた空は
灰色に淀んで
いまもずっと泣いているんだ
どうしても、どうしても
あの日の君の言葉がこ...モノクロアウト(仮)
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誰かの声が遠くで泣いてた
降りしきる雨の中濡れて重くなってしまった身体を
誰かが踏みにじってまた感情が溢れ出した
もう疲れたんだ、ねえ
そろそろ眠らせておくれよ
こんなぼろぼろのからだじゃもう
きみに逢いになんて行けないから
それでも、
もうすこしだけあとすこしだけ
この声が泣き止んで僕の中の時間(...ノイズ(仮)
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いつからか君を目で追いかけるようになって
その想いに気付いたときにはもう君は近すぎた
君の恋愛対象外な僕がこの想いを伝えるためには
きっと僕らの関係は自然と離れてくんだろうな
いまの僕では、そう
理解なんてもうとっくにしてるから
振り向いてくれなくてもいいよ
だけどそのあとはいつもどおりでなんて
で...一人恋愛
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うざったいうざったい
ついてくるなどっか行け
お前の存在はいつも僕を苦しめる
お前なんか大っ嫌いだ
顔も見たくない
でもほんとは知ってたんだ
あいつだって別に好きで僕を傷付けていた訳じゃないこと
だけどどうしても行き場のない痛みに
心無い言葉で君を傷付けた
もういない君はもういない...クリアファイル(仮)
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僕、何処
真夜中に目が覚めた
悪夢はいつだって長い影の中に
僕なんて君ん中じゃもう、
終わってしまった存在なのかもね。
案外。
君の中の僕の存在は
僕の中の君ほどには。
ずっとずっと小さいもので
なんてね、そんなこと...現実逃避とその明日、路地裏の猫。
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気がつけば君のこと
考えてた日曜日の午後三時
今から会えないかな?
君はなにしてるのかな
小さな窓の空はどこまでも透明で
そっと手を伸ばした飛行機雲
遠く遠く尾を引いた
白い光流れてった
想いを込めたあの翼
君に届け...空色コントレイル(仮)
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月影の沈む
水面(みなも)の奥に隠した
誰も知らない貴方への想い
何も無い夜に 光を集めて
貴方へと向かう道標をなぞるから
歪に歪んだ
閉じ込めた私の世界では
貴方に触れることさえも許されないから
だからせめて 瞳閉ざした
夢の中では 貴方を抱きしめさせて...Night of Fact (仮)
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帰り道 君の少し後ろを歩く
そっと君の背中を見つめていた
夕暮れ 君を隠した涙
振り向いて 抱きしめて欲しかった
ほんとは。
いいたかった
いえなかった
君の事考えると
いえないよ
僕のこんな...夕暮れ片想い。(仮)
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いつかは無邪気な少女みたいに
夢なんてもんを追いかけていた
だけど現実ってやつはそう甘くないようで
『用済み』のアタシは
錆びたフェンスの路地裏に棄てられた
そ知らぬ顔で過ぎてゆく街は
四角く切り取られた空を見てた
妄想?空想?
アタシが見てた夢は
仮想?幻想?...Gray(仮)