タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（31）

断片的な記憶を辿って
答え合わせができた試しがないな
眉をひそめた君がわざとらしく
「これからどうしよう」なんて
僕に笑う
消えた照明　止まる時計
散らかった部屋
呼び声も聞こえなくなったから
雫に塗れた冷たい窓を
眺めてる君に見惚れよう...

もうここからはミスは許されない
わかるけど辛くはないかい？
楽しめなくちゃ意味なんて無くない？
ひとくりに全額賭けな
まだ未検証な大成を
探してるとたまに転倒
釈迦に説法ばっかり面倒
まだ言えんの?腹いてーよw
幸せに生きるだけじゃあ
飛び足りないから乗ってんの...

さよならを切り出すのが私の役目
いつも通りね
誰も渡らない青信号が
私と君によく似てる
君の横顔にまた
視線を奪われてく
二人の夜にこの街を
笑い飛ばして加速しよう
まだ幼いあの頃に
求めたのはこの未来だ...

どうもここで力尽きたみたい
一歩足らず落ちる浮世は
過去改変　転生　そんな話ばかり
気持ちが悪くて吐きそう
未だ遅咲き達の歩幅に合わせて
画面を通して見てるだけ
でも真面目なあんたも
うつけた貴方も
連舞なんだよ最初から
　...

頬杖をつき抑えた咳払い
今だけは合わせるべきじゃない？
憚らず剥がれる襟飾り
吹き戻しを噛みちぎる
自我を殺しながら歩く
君は退屈そうだね
知ったかぶったりみっともないから
恥の上塗りやめて
意味すら忘れてふと企んで
ひとりで明かりを動かず待って...

だめだ
ぎゅうぎゅうだから
汲々としてはぐるぐる変わってる
救急箱の薬砕き
年中無休吸収中　skrr
収集つかずうつ伏せ寝で服従
流行ってる？
従順だこと　緩い無駄に
一生夢中空中集中中
疑う品性をほら...

肩を借りて君は泣いた
いとけないがこれが愛か
爪の先が濡れる間
夜の匂いが耳で咲いた
壊れた恋の駆け引き
一つ欲すれば激しい
冷めに冷め果てため息
盗作の錆びた叫びに
乗れてるのはこれだけか
少ないけどいっか踊って...

崩れた痛みも青い日も未だに風は丁寧で
愛のせいにしても　もういいかな
上手く返事もできずに消えて
傷跡をつけてるのはどっち？
互いに読めない言葉で
まだ大人になれないよ
あの日に遠回りすると肌につくような哀愁
待ちぼうけ
一秒間遅く時が流れるから
貴方に貸す愛は不確か...

もう貴方にビリビリ来ちゃったよ
ちょっとばかりヒリヒリしちゃうかも
今日も隣聞き耳を立てても
待てど暮らせどあの子ことばっかなの
今日も一番に開ける窓
教室の端一人読書
病んでる秀才気取りごっこ
急に開くドア甘い香り
ノートに書けない独り言
省略できない色に没頭...

下位からリスポーン
裏取りで油断している
モブ達を五枚抜き
窓から撃ち込銃弾
トロール糾弾
決め撃ち強ポジ拝み打ち
キルレで回すオートジャイロ
煙幕ドミネ領土解放
顔色変えず今日もサイコ
赤マル覗くドットサイト...

快速列車のホームで首を揺らす
何にもない日を貪る人をかわす
結果にげんなり踏んだり蹴ったり広がる濃霧
いつか見つかるでしょう
もういっそ全て壊れて仕舞えば止まる
狂気の裏でまた込み上げる音を捕まえて
今だけはシカバネに
縛られないで踊るわ
満たされないたられば
にハマり過ぎて笑える...

日暮れ香知らず纏って
時雨が来る夜行性
三つ目が開く真正面
日に日に体寒冷化
はなからチート
だからぶりっ子
ふざけた尻尾
合わぬ隅っこ
塗られた嫉妬
のさばる一生...

帰り道　雨宿り
私が隣でいいのかな
また不意に歌う君
このまま止まなきゃいいのにな
でもさ
暗くなる街　近づいた距離　もう歌い終わっちゃった
目も合わせられないよ　だって君だもん　
顔と胸が温暖化
ポツポツ跳ねる
水玉と風が止むまで...

揺らいだ目を眺め
揺らしたベッド　
使い捨ての飴と
飲み込む劣等
不埒な綿棒片手
繋いだペット
暗い夢の中に現れ洗脳
もう　逃げられない
今日こそ逃がさない
脳から入り込み...

マスク越しに駄弁るほどに
また隠した澱み憂いに
飲み込まれることにも慣れ
ただ乾いた胸に乞う呪い
君が残したこの穴は歪だから
君以外の声じゃただ隙間風が体を冷ます
愛で愛で壊れるように
刺激なんて消えたこの世界で
書いて吐いて途絶えた正気
あのライトの下に見える影を...