あすらての投稿作品一覧
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はじめましては手が震えて
目を合わせ恥ずかしげに笑いあっていた
君の心にこんにちは!
ぎこちない会話も楽しい時間だね
何にもなくたっていいのに
わからない何かを期待してしまうのさ
歌と化してる今日は
きっとバレてしまってるだろうけど…
実は嬉しかった
今にも溢れそうだった...幸せが溢れて
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「何年経った?」って数えるのも
野暮なくらい時が経った
「また明日ね」と言った人が
去るのをずっと眺めてた
変わる時代に変わる自分に
臆病になっていたんだ
怖かったんだ、どんな私も
好きになってくれる人など
いないと思っていたから
変わらないを望んでも...たとえどんな私でも
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誰も気づかないような
場所に咲いてる1輪
雑踏を消し飛ばすように
可憐に佇んでる
君がきっと好きだから
後で教えてあげよう
思い浮かぶ笑顔に
思わず頬が緩んだ
なんてことない日々が嫌になり
消えたい時もあったけれど...オトチマタレツ
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心のベルがなり響く緊急事態:会いたい人がいる!
いつもお世話になってる大好きなあの子
感謝してもしきれないそれほどの形のない想いを
もらい続けたから今度は僕があげたいな
「ねえ君に会いたいな、
今からじゃ迷惑かな?」
返事くるまで気が気でないな
気持ち届いたかのようにすぐにくる返信「それじゃ、今すぐ...ユーナウ
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「人の幸せを願う」
それが僕らのあるべき役目
形のない魔法で
形ないものを彩った
その意味も知らないのに
それを願うなんて矛盾だって
ずっと考えていた
どうにか形にしたかった
「ちょっと他と違うから」そう言って離れた
そこにうずくまる僕の肩を叩く音...クローバーテイル
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閉じたノートに隠しごとが1つ
誰にも話さない秘密の歌
書き連ねてはまた閉じ込めていた
恥ずかしいくらいに素直な言葉
かつて夢にみてた恋だとか
ずっと願っている憧れだとか
全て詰め込んだ箱庭で
気づいてくれることを待っている
「外の世界はとても怖いから飛び出していくなんてできないよ」
心の中の鍵を放り...たったひとつの祈りごと
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あなたはきっと私に笑ってほしくて
気を引こうとする言葉をかけてるんだろうな
知らないでしょ、本当はその言葉が
1番嫌いで仕方がないってこと!
もしかしたら他の誰かが同じことを言うなら嬉しいかも
でもあなたが何を言っても今更私には響かない
覚えてる?私が必死に追いかける夢を否定したこと
まず否定し...純情少女心中爆弾
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「嫌いな人がいるんだ」って言った
あなたは苦しそうな顔だった
話してみてよ 心の中を
閉じた口 続きを拒んだ
「嫌われるのが怖いんだ」と言った
誰かを嫌う自分が嫌で
言わなければ誰も傷つけない
自分が我慢すればいい
なんて言わないでよ 言ってほしいよ
1人で抱えこまないで...インマイキャンディ
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この海の向こうには
誰かいるのだろうか
僕の知らない人が
同じように手をふるのか
この海空雲何もかもが
キラキラ輝いてみえたんだ
降り注ぐ日差しと手をとって
踊り出す夏色の自分
この空の向こうには
何かあるのだろうか...夏色の自分
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涙が落ちるのを見てしまったら
もう声をかけずにはいられない
「寂しくない」なんて嘘をついて
強がる貴方の両手を握ろう
「いつかくる別れが怖いから
これからはもう1人で生きたい」
突き放す言葉 遠い吐息
感じる痛み あく心の距離
「幸せなんて甘いものは
僕にとってはただの毒で...アンハイドロップ
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朝がくるまでわからない
明日が本当にくるのかさえも
悪夢のようなとめどない
不安に押し潰されている
昨日の笑顔の場面ですら
自分の妄想かもしれない
今日があるという事実もまた
歪んで確証がもてないよ
いつか消え去ってしまう明日が
思い浮かんでは消えてを繰り返し...ドリーマーイレイサー
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追いかけても届かない程に
取り残され哀れな特異種
周りはもう忘れているだろう
ちっぽけな僕のことなんてね
うまくできずかかえる虚無感
何もできぬまま作る笑顔
色彩のない心を集め
揺れ動くのはもうこりごりで
画面ごし昨日の僕と
明日の自分が嘲笑う...↓アンネイム↓
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いつの日からだっただろうか
ふと世界が嘘だらけに見えて
いつも通りの日常に
未視感を覚えたのは
誰かを褒めるあの言葉も
愛を囁くあの言葉も
鋭利な刃物のように
心を抉ってくるんだ
言葉の波にのみこまれ
足が竦んで動けないよ...インビジブルエネミー
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短い髪をかきあげる
何気ない癖が愛しかった
自信なさげに目を潜めて
陰る笑顔も愛しかった
視界は良好 纏う芳香
ごちゃ混ぜにして濁る方向
張り裂けそうな胸の奥底に
仕舞いたいな全部全部
いらない心を捨て去って
隙間をあけることができたら...シュガーモノローグ
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さよならの声が響いたなら
もう会えないってことくらいわかってよね
降り積もる記憶をかき消して
まっさらな人型へとなり果てよう
無機質な身体に火が灯る
鋼の身体に熱が巡る
密に組み込まれたプログラム
一定周期で奏でるパルス
頬があがるのは1秒後
声がでるのはその2秒後...グッバイプリセット
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ごめんね、信じられないの
その笑顔もその言葉も
いつかそうした人たちは
僕を裏切ったから
ごめんね、感じ取れないの
その善意もその好意も
嫌な夢を見た時みたく
とりついて離れない
本気で信じてたことが
ままごとだと知ってしまったとき...トラウマメーカー