あふれいどの投稿作品一覧
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上がったり下がったりするものさ
一段、五段、十段と
転げ落ちたら一休み
一段、五段、十段落
魔女裁判 on the 階段
異端審問 at the 怪談
基本全部作り話
そいつが創った歴史の話
下りろ!下るな!
上がれ!上るな!...階段
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風の吹くままに
綺麗な言葉だ
風が吹けば
誰かが儲かるし
何もない日々だ
何もない日々だ
風の吹くままに
歩いていけば
知らないどこかに
行けるのかな...When wind blows
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いいよ別に君がいなくても
僕が感じる風に君の香りがなくても
大丈夫だよ 君がいなくても
僕がまた腕を切るだけ
いいよ別に誰もいなくても
僕がまた君にすがり付くだけさ
大丈夫だよ だから だから
僕の腕を切らないで
Arm cutter Stray arm cutter
明日から僕はどこにいるんだろう...Seasoned egg
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[A]
白と黒 水とマグマ 両手に持って必死に
近づけて 繋ぎ合わせ 『自分』を作りたがった
猫に小判 馬に説法 井の中の蛙は
いつまでも どこまででも 『自分』でいいと思った
[B]
実らせた果実は腐りかけてて
手に取れば崩れ 素足を濡らす
[S]
首に提げていた 少年少女のパスポート...オブスキュラ
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(A)
price down中のprize 軽く見られてく
黒い迷宮のデスゲーム 壁を組む文学
(B)
僕らは猫にはなれないし 人間もやめらんない半端者さ
人類救いにメロメロになって 走っていたいけど
(S)
Hey,Mr.Akutagawa I believed my dream
微かにくすんだ白...芥川
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四六時中テレビをつけているのは
君が這い出るのを期待してるから
光消せばほら 全てが見える
壁に耳あり 障子にメアリー マリー
引力持つ宇宙に想い馳せるのは
きっとそれが君だと思うから
巷で噂のUFOってさ
お嬢様な君のプライベートジェットなんでしょう?
でもさ君は見えねぇんだ
福引き引いても 何万...Mary
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ああ it is awesome world そよ風が
ああ it is awesome world 吹きすさぶ
自由 追いかけては 羽が千切れ 落ちる鳥
君は 知らないけど 羽で作るんだ この布団
(お前たちはいつもそう) お疲れ様だね
(お前たちは幾度なく) 楽なことばかり
(お前たちはいつもそ...It's awesome world
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「さようなら」に 笑顔が融けてく
目玉を洗って
遠い景色に混ざらず融けず
まっさらのままで
いつまでも一緒に
水をかけあっていたかった
伸びた言葉採って
新しい芽を吐いて
撫でた手は 空中を切って
君の本性を知らしめてしまう...none of
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恵まれ生きている
蔑まれなお生きる
名句まであと何歩
抱擁 上から視線
追う背中遠く 旺盛な孤独
ああ今わたし とてもエンヴィっている
ささやかな願望も
あたたかな眼光も
後ろを向いてるだけで
むしろ邪魔なだけだよ...エンヴィってる
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(A)
日の目が見えない極夜
夜更けに刻む傷
二度目の叫び虚しく
負う 印(いん)
砂漠を超えた先にある
商人の入れ替わり立ち代わる街
絨毯の上に座ってた
君を連れ帰った日の事
(B)...ゾンビ
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それは ある才能の聖域
成層圏を抜けて 遥か高くそびえ立つ
岩肌登り森を走り できる肉刺(まめ)
できない事が 輝き続けてる 僕は
落ち 零れてく だけどここに立ってるよ
ごめんね 止まる心は決まらないな
登りきった人のいない 前人未踏の君を
飛び越え
Mt.You
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手合わせながら 今日もいただきます
お腹の中 生まれたブラックホール
幸せだなぁ もうごちそうさま
こちらを見る空にほら一礼
ああ かみさま ああ かみさま どうもありがとう
貴方がいて僕がいる
自転車漕いで 鉄で空を飛ぶ
見上げた手のお陰で歩けてる
ああ かみさま ああ かみさま どうにもこうにも...かみさまかみさま
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何でもできるらしいぼくらの持つ真価
得るは難し 失うは易しい信頼
チョークの粉足りなくて 会得できなかった心眼
平日の夜 静かに待つ審判
たとえば物が何でも忘れた後に
戻ってくるならば 人の糸も同じか?
電気もない部屋で踊り酔え 柄にもなく笑うインベーダー
雲隠れした月 裏声だけが僕を照らす
電気も...心飯
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八十億人の黒い渡り鳥
貼り付けた羽を煌めかせ
闇夜のカラス達 ゴミを啄んで
地平線の上 巡っていく
飛翔する為に人の腕をむしり
飛翔する故に助け届かないまま
電灯に集る虫たちはいつまでも
汚れている
coming now a fork road 感覚の無い手を振り続け
coming now a fo...麻酔鳥
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闇の中 ふと始まる 自分の粗を探すEgo Search
寄りかかる場所もない野原
今すぐに 倒れ込んでしまいたいような
気分に削られた心
見上げるものばかりの世界 厚い本は読めやしない
王冠は星のように煌めく
でも僕ら それを奪う為に 生きるのかい?それは誰かの解
答えはまだ遠く
大地を見下ろせば...Ego Search
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吐き慣れた 染みている ため息ならば
夏が焼くかな
君はいつも 深呼吸して 白くいてくれる
僕ら二人 抱き合えば灰色だ
「またね」手を泳がせ
広い海の中 もがく
共に在る未来へと さぁ
映る背中 遮る後光
君は太陽の子供
ベッドに眠る虚しさ 追い出して...赤子
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闇の中 石を投げ
空浮かぶ灯りの下
愛だとか 意志を語ろう
僕ら線路の上をどこまでも
零れたビール 君の傷を濡らす
渇かないそれを顕(あらわ)して
今日くらいは積もった雪 見せて
雪溶け涙で酔い醒まそう
無意味と思えた日々
太陽に焦がれたあの朝...頬杖と絆創膏
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ただただ誰かに愛されたくて
無に染まる僕を誰かが嗤う
明後日の夢に君を見たくて
映りの悪い君に笑う
ふっと息吸えば春の匂い
温もり 包まれほのかに眠る
君の跡だと錯覚すれば
桜が頬に桃色を落とす
淡い赤 ドリームバケーション
大勢から飛び出せ アクション...姫
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いつか種を植えた畑も
雷雲(らいうん)に辿りついたようだ
どうやら中で人がふためき
栄養分にされているとか
端正込めて見守るはずの
希望に熱い水をぶつける
末に実る苦い果実を
かじって落としまた育てていく
I miss your mother 君はどこに立ち尽くす?
何かを守る 番人としてならば...scarecrow
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夢を断って迎えにゆく
私の世界は君一色
被る予定の白いドレス
君色になら汚れてもいいよ
視線が痣を抉る
不揃いな髪が揺れる
あまねく愛しい君の所為だね
いつかは二人の檻の中
傷つけあって愛し合おう
君になら何されても...夢を断って
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雲の向こう 在るのは
ただ広がる未来
遥か遠方 海の
唸る声がする
窓の外に降りしきる雨が
荒んだ音の街を浄化する
黒いアスファルト
溶ける灰の煙
帰路も無く 軒を求め皆迷う
夢の中 安らげずとも...ウミノメグミ
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頭が切れるあの子の痛む心
黒い薔薇が容赦なく踏み潰される
頭でキレる君の狂った歯車
もう噛み合うことはないんだ
視える 今からほど近い未来
火蓋が壊れて誰もが暴れ行く姿
視える 小さな一里眼でも
歪(ひず)んだ心 いくつ溶かして流し込みましたか?
宵闇の最中(さなか)で
今日も酒を頬張るよ...WEED
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おやすみ 再び眠る
その顔に涙残して
それでも 継ぎ接ぐ君を
抱きしめるためにここに来た
体育座りの
縛られた心
解きほぐしちゃおう
ほら
手を
甘い甘いお菓子の...ストロベリーマジック
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どれだけ睨んでも屈しない
青いだけの空 抜け殻の過去
あの頃の英雄は
かつての僕へ
「過ぎたことだよ」と
笑ってくれよ
決別は許されず
機種を変えようと
引き継がれる刻印
シャイベービー 遠くで呼んでいる...シャイベービー