ブックマークした作品
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昼でもほとんど人気のないこの図書館は、夕方になると未来しかもう人がいなかった。未来は昼時でも誰も来なさそうな隅で、壁に凭れ、体育座りをし、その膝に顔を埋めていた。
「…………」
ミクは独りだった。
一体何故彼女がこんな寂れた図書館で独りでいるのか。それは彼女の心中しか知らない。
涙はあの日に...【ミク誕】とある寂れた図書館での小さな恋の話
雪りんご*イン率低下
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ねぇ、この世界は不公平だと思わない?
私が欲しくてたまらないものをあふれかえるぐらい持っている人だっているの。
私がどう頑張っても出来ないことを簡単にやってのける人だっているの。
だからといって、私はこの世界を見捨てたりしないわ。
だって、この広い世界に存在することを許されているという立場...【一日遅れの】世界を見捨てる1の方法【ミク誕生日祝い】
紅華116@たまに活動。
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『卑怯な私と青い空』
静かだな…。
そう思いながら、レコーディングの済んだミクは一人、自室の天井を見上げる。妙に静かで、そして暗かった。当たり前か、電気をつけていないのだから。それでも真っ暗にはならず、カーテンの隙間から日差しが差し込んでいて、まだ外が暗くなっていないことを教えてくれた。
ミクが見上...卑怯な私と青い空【亜種注意】
ミプレル
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おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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「ここは……?」
ミクが目覚めたのは、辺り一面真っ白な世界だった。
「えっと、確か……あれ?」
ここに来る前のことを思い返す。
「クオと一緒に学校行く途中で、車に轢かれて……」
鮮明に覚えている。ついさっきのことだ。
「あの時私、クオに……押された?」
道路に飛び出す直前、ミクは確かに立ち止まったは...神様ゲェム・1
アストリア@生きてるよ
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事件が起きた日
KAITO目線
あ、こんにちはKAITOです。
何かプロローグからすごい間が空きましたねw。
ごめんなさいです。
気を取り直して、じゃあ①話始めます!
でわ。
「あっ、リンちゃん達だ!」
とうとう俺達は、リン達を見つけたので、
話しかけてみた。...ボカロの日常(シリアス)①話
M and M