別所での活動がメインとなっておりますので此方にはたまーに何かをあげ に来るというのろのろとした活動をしております。 リンちゃんとかレン君が好物です。おいしい。 アイコンは大親友の結菜に誕生日にもらったものです。ありがとうございます。
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レンが、会場の外に連れ出されていく。
嫌だ、怖い、一人にしないで――――
私の伸ばした手はレンに届くことはなかった。
知り合いが一人もいない空間で、涙がこぼれそうになるのを必死にこらえ、キッと前方をにらみつけるように顔を上げる。
レンがいないのなら、私ががんばるしかない。
私は約束したんだ。
そして...彼らの恋の結末は15,リン視点
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ここは神威邸。
と言いたいところですが…
「あの、がくぽ様、本当にここはどこですか?」
「これは俗にいうジェットコースターというものだよ。ルカ。」
「いや、そんなことは承知しておりますけれども。何でここにいるのかという質問ですよ。」
「まあまあ、落ち着いて。あ、安全バーおろさないと吹っ飛ぶよ?」
そ...【がくぽ誕】メイドの君に最後の命令【ルカ誕の話の続編】
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ずっとずっと見て見ぬふりをしてきたんだ。
傷ついて枯れていく彼女の姿を。
「ねえ、がくぽ。
-----は
----------よかったね…。」
小さな声を震わせてその言葉を言う彼女の手を、俺は己の罪を償うように、その言葉を打ち消すように、薄れていく意識の中で繋いだ――――――
...さあ、手を繋ぎましょう ~御手繋ぎ 自己解釈~
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「太った…」
私は思わず、自分の下ではっきりと現実を映し出すその体重計のうえにへたり込んだ。
ただでさえ、あの重そうなツインテールの親友よりも一キロ重いのに…。そういえば最近間食が増えていたかも…。
などと頭の中をいろんな言葉が駆け巡る。
幼馴染であり彼氏でもあるレンにばれたら嫌われちゃう...【モモへの】すべてはそう、君のため【大遅刻誕プレ】
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月末―――それは私たちVOCALOIDの一か月の運命が決まる日である。
「みんな、準備はいいか?」
マスターが厳かに言う。
隣に座っているミク姉がごくりとつばを飲み込んだ。
そして、一斉にみんなで机の上にある瓶の中から割り箸で作られたくじを引きぬいた――――
初めに声を上げたのは、メイコ姉。
割り箸...【大遅刻☆】私と掃除と君との距離【芽梨沙への誕プレ…遅れてごめんなさいっ><】
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5月1日、天気良好―――俺は自室のベッドに寝転がってアイスココアを飲みながら漫画を読んでいた。
ああ、暇だなあ…とかのんきに考えてるところへ、俺の彼女のリンがやってきた。
白いリボンを頭の上でぴょこぴょこと弾ませながら俺に抱きついてくるリンは世界一かわいい…じゃなくて。
「びっ...【れいあ(元れっちぃ)へ】 鏡音君と鏡音さんとキスマーク 【誕プレでござるよ←】
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「あの…その…グミさんのことずっと前から見ていて一生懸命なところも、頑張り屋なところも、すごくかわいいなって思って…だから、あの…僕と付き合ってください!!!」
3月19日、人生初めての告白をされる―――今日の日記のタイトルはこれに決定だな。
私は人差し指にまかれためくれそうになって...【香凛へ】 重ねた言葉 【誕プレ遅刻すまぬよ←】
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リンの手を引いて母さんのほうへ向かうと、母さんは赤いグロスで艶めく唇で俺たちに微笑んで見せた。
そして、周りの人の輪から抜け出て俺たちのほうへ美しい無駄のない動きで歩み寄ってくる。
リンが俺の手を少し強く握った。
「あら、レン。…そちらの女の子は…もしかして彼女さんかしら?」
ヤメロ、...彼らの恋の結末は14,レン視点
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~おまけ編~
レ「なんか忘れてる気がするんだよなー…」
リ「何かって何よ?」
トントンとリズムよく手元の野菜を切りながらレンは眉をひそめる。
レ「それが分かれば苦労はしないよ。」
リ「ふーん…」
ミ「ねえねえ、マスター。ネギ焼いていい?ネギ!!」
マ「ミク先に肉焼きはじめといて!!」
ミ「えー…」
...ボカロ一家にて☆王様ゲーム編・おまけ☆
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ついに、この日が来たんだ。
いつもはしないメイクにゆるいウェーブのかかった髪の毛。そしてあのドレスを着た自分。
レンもテトちゃんもテッド君も「似合う」と言ってくれたんだ。
私は大きな不安とほんの少しの希望に胸を膨らませ、パーティー会場にレンのエスコートで足を踏み入れた――――
「リ...彼らの恋の結末は13,リン視点
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ここは神威邸。
ポニーテールに髪の毛を結い上げたアホ…がくぽ様のお屋敷です。
私、巡音ルカは此処でがくぽ様にお仕えするメイドをやっています。
おっと…早速がくぽ様が私を呼んでいるようです。
「ルカ!!ルカ!!」
「はい、なんでしょうがくぽ様。」
「庭が爆発しているのだが、あれは誰の仕業だ!?俺の茄子...【ルカ様】メイドの君へご褒美を【誕生日小説】
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「雨は嫌い」
彼女の唇から吐息混じりの言葉が吐き出される。
「何で?」
僕はかすれた声で訊ねる。
「理由は無い。そう思ったから言っただけ。」
「ふーん。」
会話終了。
彼女と僕の間ではこのぐらいのやり取りが限度なんだ。
僕は彼女が嫌いで、彼女は僕が嫌いだから。
「晴れも嫌い。」...檻の中の女王様
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ビルから出て、何もすることがない私とレンは適当に入ったファーストフードのお店で昼食をとることにした。
注文したハンバーガーをほおばりながらレンがつぶやく。
「なんかアッというまだな…」
「確かにそうだね…パーティーまであと一週間だもん。」
「そういえばそうだもんな…」
アイスティーをスト...彼らの恋の結末は12,リン視点
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[第3ラウンド]
全「王様だーれだっ!!」
ミ「またまたはずれ…」
マ「元気出してミク!」
ミ「うん…ところで王様誰?」
カ「ボクだぁ!」
リ「カイ兄か…ボソッつまらん…」
カ「リンちゃん!?なんでそんなことボソっというの!?顔怖いよ!!」
ル「ボソッさっさとしなさいよksアイス野郎」
カ「ルカさん...ボカロ一家にて☆王様ゲーム編・その3☆
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久しぶりに見る真っ白なそのビルは、昔と全然変わっていなかった。
母がまだ生きていたころに何回か訪れたっきりで、正直道に迷うんじゃないかと心配していたが、そんな心配は必要なかったみたいだ。
リンの手を引きつつビルの中に入り、エレベーターに乗る。
そして最上階へのボタンを押した。
「レ...彼らの恋の結末は11,レン視点
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兵から逃げつつ、林の中をぐるぐると回ってようやく港町に戻ることが出来た。
「芽衣子様。この町は隣国からそう遠くありませんから何かあったときに危険です。
同盟国の『初』まで行きましょう。かなりの距離がありますが大丈夫ですか?」
「私は大丈夫よ。」
「では準備をして早速出発しましょう。」
...番凧,自己解釈 弐