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【カイト→メイコ←レン】お姉ちゃんが好きすぎる弟2人
カイトが腕を組み、フンスと鼻を鳴らしてレンを見下ろす。オレは明日から泊まり込みの仕事だ、と偉そうに告げて。
「ものすごく不本意だが、オレの留守中めーちゃんの周辺警護を頼んだぞ」
「不本意なら頼むな」
にべもないレンの冷たい一言にカイトはガアッと雄...【カイメイ】 おねえちゃん独占禁止法 【レンメイ】
ねこかん
レン、みーつけた。
みんなしんぱいしてるよ。いっしょにかえろう。
どうしたの?かえりたくないの?おこられるから?
だいじょうぶ、わたしがまもってあげる。
だって、わたしはレンのおねえちゃんだもん。
おねえちゃんは、おとうとをまもるのがしごとなんだよ。
まもってあげるとおれに手を差し出してくれた、年上...【レン→メイ】まもってあげる
キョン子
甘い香りが漂っていた。
レンはテーブルの上にドンと置かれた大きな円いパウンドケーキをじっと眺めてから、次にそれを置いた人物を見上げた。
「…どうしたの、メイコ姉」
「バナナケーキ焼いたの。レン好きでしょ」
「…うん」
「たくさん食べてね」
時刻は午後3時半。世間でいうおやつタイム。ここにリンがいれば...【レンメイ】 兄の恋人 【カイメイ】
ねこかん
幼かったおれとリンは、めーちゃんめーちゃんとめーちゃんの後ろばかりついて歩きました。おれもリンもめーちゃんが大好きだったのです。いつしか大好きだっためーちゃんは、大人になり女の子から女性になりました。そのころからです。なんだかめーちゃんといるとそわそわして、恥ずかしくて、でもめーちゃんがいないと寂し...
bittersweet 3
なるお
いつの頃からか、ぼくはおれになりました。おれはあっという間に14歳になってずいぶんと大人になりました。でもおれが大人になると、めーちゃんも同じように大人になるので、いつまで経っても追いつけません。年頃になったリンとは昔のようにケンカもしなくなりました。きっと口を利かないからです。学校で話してるとシス...
bittersweet 2
なるお
ぼくには大好きな人がいました。彼女はそれはそれはきれいで、大人で、ぼくはいつまでも子供のままでした。昔、家族でケーキを食べたときのことです。ぼくは一番に飛びついて、ショートケーキを選びました。ここの店のショートケーキはスポンジの間にバナナも入っていておいしいのです。ああ、おいしい。隣でリンがいちごず...
bittersweet
なるお
とある昔のお話
金色の狐と姫の物語
狐の名を子狐レン。
姫の名をメイコ姫。
狐が恋をしたのは、人間の姫でした。
そんな物語。
― 出会いそして・・ ―
ある昔のたいそう大きい屋敷暮らしの姫がいました。
姫は、屋敷の中だけではなく村や町へと行き見聞をしていました。
そんな時、見聞をした帰りに...― 出会いそして・・ ―
虎龍
あなたのぬくもりは、いつも温かった
それが普通
それが当たり前
あなたがいなくなるまでは・・。
どんなにあなたを探しても
どんなにあなたを呼んでも
もういないあなたのぬくもりを知ることはできない・・。
あなたがくれたぬくもりを忘れずに・・・
あなたがくれたこの思いを忘れずに・・・
そして・・・...ぬくもり
虎龍