禀菟の投稿作品一覧
-
―あれから俺は考えました。
いや、真面目にだよ?
でも思い当たる事がありません!!
リンちゃんは誰かと勘違いしてんだよ!!きっとそうだ!!
「リント、聞いてんの?」
「ん?あぁ、ごめん!考え事してた~」
「珍しいな…。能天気なリントが考え事とか。」
「ちょっとね~」
「リーンート君っ!!」
「リンち...俺とレンとリンの話。【第四話】
-
あれからリンちゃんは俺に付きまとってくる。いや、別にいいんだけどね?
「リント君、私のこと好き?」
「うん、好きだよ~。友達な意味で。」
「そっか!」
「レン君は?」
「おっ俺!?すすすっ////」
「レン真っ赤~」
「うるさいっ!!////」
こうやって過ごす日々も悪くないかな~、なんて。
「リン...俺とレンとリンの話。【第三話】
-
「リント君、よろしくねっ!」
「うん、よろしく~」
運が良いのか悪いのか、席は隣。まっ、レンをからかうの楽しいからいっか~
「さっきの告白(もどき)って冗談でしょ?」
「冗談じゃないよっ、リント君のこと大好きだもんっ!!」
「レンは?」
「好きだよ?だって面白いし♪あ、でもリント君とは違う好きかも~...俺とレンとリンの話。【第二話】
-
「何で俺はお前と河原で寝てんだ?」
そう冷たくいうのは俺の双子の弟のレン。
「ははは~いやぁさぁ、レンって背ちっちゃいし?女の子に見えっかな~と思ってね~」
「リントお前…」
自己紹介するの忘れてた!!
俺は鏡音リント、中2です!!ただいま彼女募集中!あ、嘘だよ。
異様に高いテンションは元からだから...俺とレンとリンの話。【第一話】
-
――僕はどれだけの罪を犯したか。
何人の人を…死に至らせたか。
「聖夜くん、どうしたの?」
「ううん、何でもないよ。」
ダメだ。彼女を…ミクを誰にも渡したくない。
「ミクは…僕の過去のこと…その…」
「知ってる。でも私は聖夜のこと、軽蔑しないよ。だって聖夜は聖夜だもん。」
「ミク…ごめん。やっぱり僕...【自己解釈】GALLOWS BELL
-
「はあああっ!?」
教室にリンの声が響く。
「グミちゃん知ってたの!?」
「知らない方がおかしいでしょ!」
「だ、だったら言いなさいよ!!」
「つまんないじゃん!!」
「つまんないって…こっちはかなり焦ったのよ!?」
「レンも分かりやすいよね~!シャー芯借りる度に嬉しそうな顔するし!!」
「バッ…/...【自己解釈】メランコリック【番外編】
-
「リン、シャーし…」
「ん。」
「あ…あぁ…サンキュ…」
彼は不思議そうに彼女を見る。
それに彼女も気付いたらしい。
「何よ。」
「い、いや何でもない…」
彼女はあれから文句を言わなくなった。
諦めようとしているのだ。
「なぁ、最近何かあったか?」...【自己解釈】メランコリックⅡ
-
全然つかめない君の事
全然知らない内に
心奪われるなんて事
あるはずないでしょ
「なぁ、リン。」
「何よ。」
後ろから彼女と同じ黄色い髪の少年が囁く。
「ちょっとシャー芯貸してくんね?」
「また?ちょっとは学習しなさいよ。」
「いつも買いに行くと忘れちゃうんだもん。」...【自己解釈】メランコリックⅠ
-
-あの日私は人を殺めた。
あの日から私はグルグルとこの輪廻を回り続けている。
私は――あの人に裏切られた。
「白線よりお下がり。引かれるわよ。」
そう何処かで聞こえた。
私は電車を待っている。
ふと、隣にいる黒猫を見た。
「アナタは何処に向かうんだ?」
そう言ってるように見えた。
「…私にだってワカ...リンネ【自己解釈】
-
キーンコーンカーンコーン…
その音と同時に賑わう校舎。
「リンちゃん、またねー」
「うん、またねー」
その声を聞き、隠れる俺。
いけないことだとわかっててもやってしまう。
「ミクちゃーん」
あの愛らしい顏に白いワンピース…
そして赤いランドセル。
(かっ可愛い…!!)...ロリ誘拐(※作者の勝手な妄想です。)