ほむるの投稿作品一覧
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全て分かっていたら
孤独じゃなかった
やり直せるなら
あの日に戻りたい
一人になったんだ
僕が間違えた
いつか忘れて
仕舞えばいいのに
終わりにすれば あなたは
許してくれるかな...孤独じゃなかった
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君に話そうと思っていた
だけど君に嫌われるって思ってしまった
本当にごめんね
君に話そうと思っていた
それは君にとって正しいか分からなくて
くだらない言い訳をしては
隠しごとにしていた
いつか知られてしまうことって分かっていたけど
それは何年も先だって期待して
嫌気がさすような僕の保身だけど...かくしごと
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生きてることに嫌気がさして
死んでしまいそうになったとしても
君のその声を僕に聞かせて
できるなら受け答えしたいから
だから どうか いかないで
この先に光は待ってないから
だから どうか いかないで
君の苦しみを少しでも解りたいから
生きてることに嫌気がさして
傷をつけそうになったとしても...いかないで
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いつもと同じ日々を過ごしてる
味気ない処方箋はいらないよ
頑張った分だけ頑張った賞状
生きた分だけ生きた証を
そんな簡単には貰えなくて
どうやったら僕は満たされる
ねえ 最後の証は何も無いみたいだね
愛想笑いばっか浮かべないでよ
また胸が痛くなる
誰かと高め合うこと...なんだろ
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誰にも見えない角度で
私は本音を隠してる
パパもママも友達も知らない
夕方になったらちょっと一人歩きして
誰にも見せれない醜態を晒すんだ
きっと私は優しくないけど
君に見せる私は優しいから
心隠して知って欲しくなくて
有耶無耶にした気持ちで騙してる
誰にも見えてる角度で...心線
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「また来たよ」って
君が呟いて
「昨日ぶりだね」って
私が呟く
「今はどこで何をしてるの?」
そう言って君は笑っていた
今も変わらず ココにいるんだよ
もういかなくちゃ
君を置いていかなくちゃ
会えなくなるんだ...いかなくちゃ
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子どもの頃から同じで
君がいて私がいた
遠くなる電車の音が
響いて離れない
胸に空いた穴だけが 居座るから
歩く足も少しだけ億劫になる
心に空いた穴から
好きという言葉を見つけたよ
もう届かない恋だから
胸にしまっておくよ...サルベージ
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もしも僕が二人いたなら
嫌なことを全部、君に任せて
僕は部屋に引きこもるよ
外に出るのが嫌だから
もしも僕が二人いたなら
話し相手になってもらうよ
だって一人は寂しいから
僕なら僕を否定しないから
そんなことは無いって笑っているけど
この世界は僕には生きづらいな...どっぺるげんがー
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不安になるくらい弱くなる
見られたくないな胸の内は
そこから先は踏み込まないで
プライバシーの侵害です
進みたいなら信じさせて
私の心を掴んでよ
無理ならそれ以上はもう
近づかないで
キープアウト
ここは立ち入り禁止...キープアウト
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感染したらお終いだ
だから近づかないで
汚い 汚い 嗚呼 薄暗い
隔離された部屋の中は
苦し紛れの言葉だけ
「何をすれば救われる?」
ああ そうかい わかったよ
きっとここは僕にとって楽園だ
伝染病 誰かの戯言
光無い人の自己防衛...伝染病
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知能がなければ世の中は渡れない
決して変われないの
曖昧な意見は無駄だって
誰も理解してくれない
哀れみの瞳だけが僕にそっと向けられた
理想の中でのたうち回り今日も今日で空回り
僕の半生は代わり映えない
愛想つかして落としてしまえ
焼べたらきっと暖かいな
熱意だけは十分だから...芽を摘む
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雨が降る時計の前
君は来ない
歩いた道を戻るだけ
枯れた心が解っていた
君はもう来ないことを
いつかの別れ話を
まだ頭が覚えている
あの日の僕は弱くてさ
君の手を握れなかった
離れないで まだ僕は...レインノイズ
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満たされない渇きは
私の気持ちを焦らせる
息を吸って 悦を吐いて
育った愛を食む
長い夜は優しいだけじゃ
何も感じない だから
その全てを私に教えて
愛の賞味期限は冷めるまで
冷製の愛じゃ満たされないの
香りがするの芳醇なものの...愛を食む
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悪に染った正義が勝る瞬間
ああ 全てが真っ暗だ
邪悪な結末で終わってしまえよ
愚かな敗けだけを披露しろ
最高のシナリオだった
君の顔も笑っている
愛憎に変わりきった 心の正しさが
いつもと違う快感に堕ちてゆく
悩みあって生きる苦悩に 満ちた日々が
また胸が張り裂けそうだ...グッバイヒーロー
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大人になったらお医者さんになって
たくさんの人を救いたいんだ
目に見えない心の痛みもすべて
いつも変わってゆく景色の中で
ふとした出来事で自分の生き方を決める
不幸か幸かは分からないけど
誰かを救いたかった
それはいつも一人でいる心の
一欠片を埋めてくれた
誰かを救って...僕だった
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性能不相応な体躯
崩れそうな今を支えるだけ
施しはいつか返すはずだと
嘘ついて 俯いたまま
想像現実は増えるばかり
求めるのは今か明日
戻れないよ お前たちは
ここでそっと消えるだけ
変わらないな 僕の足場
泥になって沈んでいく...クロール
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君が生きていることで救われた
誰かがいるんだよ
誰にも嫌われたくないなんて
言うけど人は嫌われるものだ
だけど好きになってくれる人もいるから
だから生きてる意味がないなんて言わないで
こんなにも私は君を想っているから
今はまだ言葉にできないけど
いつか言葉にするよ(ありがとう)
君が生きていることで...意味がないなんて言わないで
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五臓六腑に広がる 君の愛に嗚咽した
その薄汚れた手のひらは触れるものを溶かしてゆく
君はどこへ行く? 私を置いていく
愛することが死ぬよりも
辛いことを知っている
感覚がなくなってゆく
希望の花が散りばめられて
彼女は笑い転がる
「愛してしまったの」
その顔にその声 全てに恋をした...lover
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あの子の心は泣いていた 傷ついた姿を見せないまま
心配はかけずに生きてこうと
「私が我慢すればいいから」
歪んだ頬っぺたに伝う涙だけが
君の枯れた心を満たすから
明けない暗闇に陰る灯火
誰かに吹かれて消えてしまう
君は「きっと許されない」と
呪った身体を深く抱いて
消えない痛みに怯えて...使徒
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疲れて眠って目を開けて
期待してる今日は
コップ一杯の水に
飲まれて消えてしまうわ
何でとかの疑問も
言い訳と言われて
口に出せないよ
余りに生ぬるい言葉
灰に溺れて 夜に漬かって
咽ぶ声も気づかれなくて...依存症
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流れる日を ただ眺めてた
明日が来て 今日を終えてしまう
全てが怖くて 何もできなくて
失敗ばかりを繰り返して
自分で自分のことを嫌いになった
何も変わらないね
成長はしないんだね
嫌だった日々を数えては
また胸に痛みを覚えてる
突き刺す目を ただ眺めてた...白紙の僕
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深い深い森の中
ボロボロな旅人は
その身を休めるために
この地を訪れた
涙は出てないけど
心は疲労していた
何にも癒されない
森の中でさえも
痛みの最後はゆっくりと
落ちていく夢...旅人よ
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進めないけど僕は生きていた
誰もが僕を認めなくても
特別なものは無いけれど
そんな僕でも僕だと呼べた
悲しい時は泣いていたけど
虚しい時は笑っていたんだ
「死にたい」だなんて口癖を
呟く度に心が重くなる
大切な人は人並みにいるけど
その人達に合わせる顔はない...それでも僕は生きていた
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僕より君の方が生命線が長いのに
どうして君が先にいくの
賽子の目は良かったのに
今日の朝の占いも
悪くはなかった
君といた最後まで
笑えていたんだ
それがこんな風になるなんて
僕は知らなかった
生きて 生きて 生きて欲しくて...生命線
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行きたいの所どこですか
簡単に行ける所ですか
叶えたい夢はなんですか
誰かに誇れるものですか
笑われた日々の真ん中で
疲れのらりくらりと街を歩く
夕立がそろそろ来るから
今日はもう帰ろうか
明日もきっと今日と変わらず
同じ日々を繰り返してく...片道切符
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真ん丸な月が昇るとき
二人は出会いと別れを繰り返して
いつか会えなくなってしまう
そんなことは解っているんだと
今日はいつもより来るのが遅くて
満足したような声で笑ってる
気がつけば二人の距離は 遠くなって
君はきっと 僕のことを
連れていかないと知っている
霞がかった顔は見れずに...Ghost friends
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覚えてきた言葉の数に
傷つけるものがあるんだと
気づかないまま 口に出しては
胸を締めつける 嗚咽がただ
藍い色の波の中に
僕をそっと沈めていく
いつも変われない僕の弱さが
前を向くことさえ 億劫にする
いつか変われたら僕の心は
どこに向かってしまうのだろ?...変わりゆく今に置いていかれる
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温かさを求めただけで
誰かに疎まれる
「生まれなければよかった」って
心に浮かんだ
消えてしまったんだ
音も立てずに
灯火の中へ
希望を抱いていった
辛い傷があるなら
せめて生きれたのか...live here
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今宵は人達が行き交う
寂れた町にも光が灯る日
綺麗な星々に手が届きそうだ
そんな訳ないのに手を伸ばした
何時までも この家は寒いから
優しさ必要だ 温まるための
生まれてよかったって思いたいんだ
寂れた町の壊れたブリキの中で
幸せの音色が響いてくる
僕は眠った 寂しいままで...ブリキノユメ
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まだ空は暗いまま
辿り着いた僕を溶かす
散りばめられた星々が
不思議と気持ちを騒ぎ立てる
変わらないままで
二人 いれたら また逢おうって
誓った約束はいつ叶う どこで
また逢えるかな 君に逢えるかな
遠い面影の一欠片の想い
あの雲は遠いから...重なる未来