おはこんばにちは(´・ω・`)影巫 華音(エイミ カノン)と申します。 お気軽に話しかけてくださると喜びます。w。 ええと。 基本的にはヘタレ小説投稿中心です。きっと。 最近ペンタブを手に入れたのでイラスト投稿のほうも。しようかと。 投稿するまでもない駄作が多いですが、見てくださると本望です。 ブログです↓。小説とか詩とかを公開してます。 http://blogs.yahoo.co.jp/kanon_maimy ↑Devilish†Seraph
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Present For You....!!
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落描き
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ねえ
僕の周りの人が皆
僕のこと 嘲って
笑ってるように感じたの
此処から救って 僕の想い
何でこんなことになったの?
人ごみの中
誰が誰なのか 僕が誰なのか
分からなくなるような この世界
人ごみは大きくなって 重なって...【歌詞】Unadventurous
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青い蒼い。どこまでも続く空。白く光る太陽。緑の芝生。暖かい風が、心地よく吹いている。深呼吸をする。
いつもと同じ風景。いつもと同じ二人。ただ、一つだけ違っていた。二人を引き裂いていた、痛々しい、刺々しい柵はなくなっていた。二人は黙ったまま、不思議そうにお互いを見つめた。そして笑い合うと、いつもの...囚人―Prisoner―15#エピローグ
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あなたと会えなくなって、もう何ヶ月経っただろう?私の体は、石のように固まってしまって、体を起こすことさえ出来なくなっていた。隣には心電図。口に呼吸器。そして数が増えていく、鎖のような管。まるでもう、私をここから動かさないとでもいうように。・・・・お迎えはもうすぐ来るのかな・・・・?
私はうっすら開...囚人―Prisoner―14#紙飛行機
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私は自分を殴りつけたい気分だった。愛する娘にも、娘が愛するあの少年にも、憎まれて仕方がない。言い訳がましいことだが、こんなことはしたくなかった。立場を使ってあの少年を苦しめ、殺してしまったのだ。
あの時少年に殴られた生傷が、ずきずきと痛む。
ノックをする音がした。
「入れ」私は溜息混じりに行っ...囚人―Prisoner―13#追悼
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狂ったような目つきの人々が、何人も何人も部屋の中にいた。暗い部屋の壁に、どす黒い赤で“希望”――蝶が描かれている。黄ばんだ人骨もある。まだ“シャワー”を浴びていないというのに、そこはまさに地獄絵図のようだった。思ったとおりだ・・・・ここは“毒ガス室”――。
僕はガクッと座り込んだ。足に力が入らな...囚人―Prisoner―12#囚人
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それから、どうやって収容所の中に戻ったのか覚えていない。僕は夢遊病のようだった。生きている感じがしない。真っ暗闇の中を、手がかりも無く彷徨っている。自分が今、進んでいるのか、退いているのか分からない。もしかしたら、もう止まってしまったのかもしれない。ただはっきり覚えていること、はっきり分かることは...
囚人―Prisoner―11#狂囚
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私はいつものように病院を抜け出した。
・・・・もう、ここから生きて出られないのかもしれない。私はそう考えていた。もしかしたら、収容所に着く前に、あなたに会う前に、私はもう何も感じなくなるのかもしれない。でも、それなら・・・・。パパの言うことを聞くわけじゃない。でも、最後にあなたに心配だけはかけた...囚人―Prisoner―10#決別
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「先生、娘は――!?」
急だった。私の仕事場に電話がかかってきた。血相を変えたような、リンの担当医の声がした。私はやりかけの書類を放って、病院に向かったのだった。
呼吸器をつけているリンの表情は、いつになく苦しそうだ。額は汗が流れているが、顔は海のように蒼かった。
「――少し休めば呼吸器は取れる...囚人―Prisoner―09#光絶
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これでいくつめだろう。手首、腕、手の甲、足。日に日に増える管の数は、まるで私を病院に鎖でつないでいるようだった。
「リン――リン?」ママが声をかける。
「え?ごめんなさい。なあに?」私は少しはっとして、ママを見上げた。
「リンったら、何回も呼んだのに気付かなかったのよ――・・・・じゃあ、ママ達は帰...囚人―Prisoner―08#苦鎖
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あれから毎日、君の紙飛行機が僕の唯一の喜びだった。
・・・・それ以外は、“どん底”と言ってもおかしくない――いや、これ以上のどん底がまっているかもしれない。ただはっきりと言えるのは、確実に穴の底は近づいているということだ。
ここに来て、もう何ヶ月経っただろうか?僕の右腕に、“02”と赤く刺青し...囚人―Prisoner―07#轟雷
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私は、宝物を入れているハコの中にある、紙飛行機の数を数えた。
「今日で十通目だわ」無意識に顔がゆるむ。
少しずつ増えていく宝物は、今迄で一番楽しいことだった。・・・・あなたもそう思ってくれてるのかな・・・・?
手紙を読んでいると、収容所がどれぐらい酷いものか分かる。彼はなんでもないことのように、...囚人―Prisoner―06#一光
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彼女から届いた手紙。
For you
お手紙、ありがとう。うれしくて、何度も繰り返して読んだのよ。
昨日は本当にごめんなさい。私のパパは、貴方のいる収容所の将校として勤めてます。今まで私、知らなかったの。本当にごめんね。あんなに酷いことを、パパがしてるなんて・・・・。
あなたは私の初めてのお友達...囚人―Prisoner―05#夢見
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「パパ?」私はパパに話しかけた。「パパのお仕事って、何をするの?」
「警察と同じようなものだよ」パパはなんでもないように答えた。
「・・・・そうなの・・・・」嘘、ついてる。「じゃあ、差別とかってすごく酷いよね」
「――・・・・そうだな。ほら、もう寝なさい」パパはわざとらしく、話題を変えた。
「おやす...囚人―Prisoner―04#破壁
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「・・・・また来ちゃって、迷惑じゃないですか?」彼女は心配そうに聞いた。
「いえ、そんな――全然っ・・・・うれしいぐらいだし」急いでそこまで言い切ると、自分が行ったことを理解して、顔がアツくなった。――“うれしい”とか・・・・何言ってんだよ。
彼女は嬉しそうに笑った。頬が、ワンピースと同じ色に染ま...囚人―Prisoner―03#闇壁【後編】