篠（シノ）の投稿作品一覧

（Aメロ）
今夜もモーテル　駐車場　車窓を開け二人
黒い海　眺め
（Bメロ）
君は誰なの？ 人じゃないのかも…って思ってる
（サビ）
何度も嗅いで　もう脳髄まで染みついた君の香水
その名前も分からない
（Aメロ）
冷めた缶コーヒー　飲み口を撫でる君の指　綺麗だね...

（Aメロ）
私は狐なの　人間界を生きてる
親はどっちも人間　でも私は狐なの
人間のルールはちゃんと守って暮らす
だけど狐だからね共感はしてやんない
今日もメインストリート　見えない立派な尻尾を
ユラユラと揺らし歩く私　凛とした狐
森で風を切るように　ビルの間でも
私のスタイル貫き生きてゆくつもりだっ...

(A1)
疲れたときは　疲れになりきってみる
みるみる　ミルクティー　シナモンひとふりで
green green greenのクッション　ほっぺをグリグリ
僕は羊かも　greenが大好き
(B2)
もし　翼をくれると言っても　別にいらないかな
うずくまって　ホカホカほっこり　
そういうのが今欲しいん...

(A1）
ルビーは血の色　魔除けの色
怒りの色だとか愛の色だとか
いろいろあって　静かに佇んでいる
ギラギラ真っ赤に輝きながら
(B1)
音楽が欲しいね　こんな寂しい夜は
眠る気もないから　カフェオレも欲しい
(サビ)
ルビーは持ってないんだ...

(A1）
疲れきってるよ
でも助けてくれって喚くほどじゃない
空腹なんだよ
でも何かを食べる気力はない
(B1)
冷蔵庫にあった
ジンジャーエールを飲み干して
少し湿ったベッドに倒れ込んで
毛布を引き寄せる...

（A1）
ウサギの瞳がそっと語る
　人間はいまいちなってない
ウサギの口元がそっと語る
　そろそろ新しいキャベツが欲しい
ウサギの瞳がそっと語る
　優しさの使い方は注意が必要
ウサギの口元がそっと語る
　早く新しいキャベツが欲しい
(B1)...

（イントロ）
もう死んでしまいたい　そんな気持ちで
いつもの帰り道を逸れて　海ヘと向かう
（A）
大切で仕方なかった　恋を失ったんだ
家は怒鳴り声と破壊音ばかり　もう生きる気力がわかない
（B）
十代の悩みなんて
過ぎてしまえば大丈夫って言うけれど
今の私には　今が耐えられない...

（A1）
その森を千切ったのは　地割れでも山火事でもなくて
人々の諍いと　諦めそのものだったんだ
荒廃のなか立ちすくみ　僕は　自分の唾液の酸っぱさと
不可逆の匂いというものを　突きつけられるんだ
（B１）
消せない罪のなかで僕たちは　ポテチや信号に囲まれて
今日もあまりにささやかな　日常を紡いでいく...

（A１）
今が盛りと咲いているドクダミをさ
干してるブラジャー一個分くらいの掴み心地で
この手で乱暴にむしりとって
思いっきり宙に撒いたんだ
（B１）
怒ってる　怒ってる
女に生まれて　男である君と出会ったこと
恋をしたこと
君が優しく「じゃあ付き合おうよ」と言ったこと...

（Aメロ）
ビールが　ぬるくたって　酔いはぬるくはならない
そんなことを　確認する　昼下がり
一月前　夏　彼氏はどっか行った音信不通
今日冷蔵庫　がなり声あげて壊れた
（Bメロ）
狂おしい　秋だ　なんとなくそう思う
心が　どうしても　ザワザワしてしまう
（サビ）
ああ　キンモクセイの香り　浴びたい...

「好き」の傾向一致　コツコツタイプの僕と
いろいろアイディアを出すのが得意な君
僕らの才能は出会った　たくさん話そう
僕らならすごくなれる
（サビ）
いま舞い踊れよ桜（はな）吹雪　立ちのぼれよ陽炎
それぞれの努力の果てに
訪れた祝福は光り輝く　はしゃいでゴングを打ち鳴らせ
さあ始まりの時は来たんだ　...

（Aメロ）
高３のバスケ県大会　初めて準決勝まで行けたんだ
仲間たちとの最高の思い出　生涯抱き締める輝き
（Bメロ）
でも思った　私の人生　メインの物語はいつなんだろう？
クライマックスはいつ？　もう終わったの？
（サビ）
ちきしょう　日和ってんじゃねーぞ私
今　音楽が好きな気持ちは無駄だっていうの...

（Aメロ）
この恋のために生きたいなんて
嘘をつく嘘のふりをする面倒な君
自分の気持ちさえあやふやで
まったくもうってやつだ
（Bメロ）
風が一筋冷たくて　髪が一筋冷たくて
オパールがかすかに光るみたいな立ちくらみ
（サビ）
押し寄せる　愛　灰　愛　灰　EYE と EYE　HIGH...

（イントロ）
ハイパー最強私のスタイル知りたい？ 教えてあげる
（Aメロ）
熟れたさくらんぼ　蝶の羽ばたき
あらゆる可愛いイケてるの概念をまとうの
誰の目にも最高って映るように
鼓動　DOCO DOCO DOCO
（Bメロ）
脳が傷んだらビリー・アイリッシュのハスキーボイスが効く
私は何度だって立ち...

ここは遊園地　思い出の遊園地
ピエロも踊り子も　みんなにこにこ
ここは遊園地　思い出の遊園地
ほら　あそこに見えるのは　メリーゴーランド
（シャウト部分）
メリーメリーメリーゴーランド　メリメリメリメリメリゴーランド
メリーメリーメリーゴーランド　メリメリメリメリゴーランド
思い出は何故美しくはいら...

（Aメロ）
昔　ヘミングウェイっていうイケてたおじさんが
書き残した物語　私は読むの　そして
時空を超えてゆく　明日を夢見るんだ
それが私のway
（Bメロ）
ダークチェリーは粒の数だけ
幸せになれるって私の哲学
口に含んでも煮詰めてもいい
「絶対幸せになるんだから！」...

僕の２コ上　君という女性　僕は全然理解できない
脱いだシャツをどこかに引っかければ　片付けた気分って
僕の好きなレッチリの話は全く聞く気ないし
憧れの常田大希の髪型真似して似合ってない
サッカー中継を見ている凶暴な横顔　悪くないよ
意外と柔らかで繊細な心の人って知ってる
夏祭りだって君が　朝顔柄の浴...

（Aメロ）
脱ぎ散らかした黒い革のブーツ
三分の一眺めた水彩画集　軽くリョナ
君の口癖は「なんだっていーのに」
猫いないのに　猫の鳴き真似する僕
（Bメロ）
バニラ風味の悪くない毎日だけど
なアなアなアと急かす嫌なヤツの声が仄かに
（サビ）
あー何者かになりたかったりする...

夜に桔梗が花開く　無音の展開
平気だとうそぶいていたのは僕　僕だけ
冷めたコーヒーに口をつけられないまま
妙にタチの悪い予感のなかにいる
僕を照らす雷空をいつだって待っていた
僕だけが心をときめかせる準備をしていた
　ムーンストーン　心にすとんと落ちる音
　思い浮かぶ君はいつも後ろ姿
　うなじがすご...

（Aメロ）
さむい　さむい　むりょく　味覚
ふれて　こする　まぶた　渇き
手をつなげる？　手をつなげる？
小さく呟く　小さく呟いた
（Bメロ）
エメラルドみたいな
強烈な輝きのすぐ隣に居て
なんて僕は　一人ぼっち
鼻歌なんかうたってる...

（Aメロ）
僕の創作じゃない綺麗な綺麗な宝石　アクアマリン
破片が雨のように降り注ぐ　春の終わりの出来事
アクアマリンの名前は海の水って意味だから
これもちょっと痛い痛い水しぶきかな　なんて
（Bメロ）
雨だれ石を穿つなんて　嘘　嘘　思ってた
だけど幸せになりたい　どうしても輝いてみたい
空虚な望み...

（Aメロ）
カラカラ空カラ　運命の廻る音がする
昔話　歴史　言い伝え　錦　織り織り
珊瑚の南天　翡翠の龍　金糸銀糸
廻れど廻れど巡るだけの運命　maze
（Bメロ）
貴方は此処に　私も此処に　其れも歴史かも
修羅場ら　修羅場ら　とんとん　頓服
ひとつ　ふたつ　みっつ　良い子でいられたかしらん　謎
修...

（Aメロ）
心のタンザナイトがうごめいて輝きだすよ
盛り場を見下ろすビルの展望台で　19時
誰とも待ち合わせなんかしていなくて
これって幸せ　手触りチクチクふわふわ
（Bメロ）
すぐに下りて駆け出してもいいし
まだしばらく此処にいたっていい
見返さない　恨まない　自棄にならない
何も考えなくたってい...

まるでサファイアのような青いヒマワリが
見渡す限り一面に咲き誇っている
ああ夢なんだろうなって感覚で僕は
ヒマワリに挟まれた一本道をゆく
時折降ってくるのは細い水晶の雨かな
吹きつけてくる強い風　喝采のようなざわめき
なんて青ざめた夏　寂しい夏なのか
僕がここに埋めたいものはなんだろう
君に会えたら...

その夜　君の声が僕のなかに落とした青いサファイア
この青は　きらめきは　君のなかにあったものなの？
綺麗すぎて　雷鳴だ　強風だ　驚きだ
カランと心の底に着地した感触が未だに解けない
地中深く気の遠くなる年月で結晶するサファイア
君は一瞬で　一瞬で　……本当に？　本当なの？
僕は呆けたカラスになって ...

（Aメロ）
最低な日々に夏を愛す　深夜残業の帰り道
蝉の声　コンビニで買ったアイスを手にぶらさげて
街灯白々の世界　頭のなかの黒い揚羽蝶
私は揚羽蝶の羽ばたきについていくんだ
（Bメロ）
過去に自分を酷く傷つけた人を憎む　七月の終わり
アイスの入った袋の重みは心地良い
（サビ）
私は低くゆっくり飛ん...

（Aメロ）
深い森　狐の森　遊びは終わって始まる
迷い込んでしまったね　虫の羽音がうるさい
黒いレースで縁取られた思い出はもういいよ
斜面を転がり落ちる小石　歩みを進める
（Bメロ）
此処を抜け出したなら　生まれ変われるだろうか
そんなことを思い巡らせ　私は独り
（サビ）
狐よ　狐よ　姿を見せてくれ...

（Aメロ）
美しさが青ざめたら　そこは青の祝祭空間
空があって　夜が明けはじめて　君がいる
約束しよう　十年後もこの青を覚えているって
そして十年後もまた青を探そうって
（Bメロ）
君が試みた小さな冒険　引き起こした大失敗
明日試みる大冒険　無論　結果は未知
君を見守っているよ　ずっと見守っているよ...

This is theグングニル　冷たい握り心地
命運　くたびれないヤツ　命運　くたばらないヤツなんだ
真珠の光り方の作法　上々　男
濃く飢えていた泥も乾いて　骨を鳴らす
BEAUTIFUL　貴方!!　ああ　貴方へ!!
人心地　神心地　踏み心地　次元に乗れ　今こそ
霧の新宿から　緊迫　鎌倉を経由して...

野良猫たちが集い
この街の方針について意見をまとめている
資源ゴミを両手で下げた私は
小さなあくびをする
昨夜観たボカロ動画の余韻が
まだ頭のなかに残ったままらしい
——密かな企みは　いつだって　ある――
けれどもそのほとんどを
真っ白な朝の光が焼き尽してしまう