ヒトトギスの投稿作品一覧
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君が月へ行ってもう何年経ったかな
変わらずに僕はそっちを見上げる
雲に隠されて見えない時は
鼻歌口ずさんで君を思うよ
そっちの景色はどうだい
地球は青いのかな
人の営みは見えるかい
元気でやってる?
月光が街を包むように大きく手を広げてる
君がこっちを気にしてるか、わからないけど...ムーンライト
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目を開ければ 誘われる
自由を謳う もやの向こう
わたがしみたい ゆらり溶ける
ふわり宙を舞う 暖かな香り
君も知っているはず
覚えてないかな
心のどこかにいつも
膨らませてる
カラカラ回っていく ぜんまい式メリーゴーラウンド
淡い色した風景 心ゆくまま...ツギハギフィルム
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お気に入りのカップに ヒビが入って
少し寂しくなるけど お別れした
時間が経つに連れて 積み重なって
少し言い出せないこと 混ざっていった
次第に何が言いたかったとか薄れていって
大事なことを忘れそう
「嫌い」みたいな刺々しいものに変わって
そんなのは悲しい
不思議だね、朝日は何も悪くないのに
飲み...ナイトシンク
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ねぇ 見えない何かを 恐れていた
ねぇ 考えても仕方ない こと知ってた
「普通」とか「当たり前」とか
全然意識してなかった
急に何か突きつけられてる気がして
「じゃあね」も「おやすみ」もなんでかな、怖くて
明日すら来てくれるか分からないから
僕は「また明日」って呟いた
あなたも「そうだね、また明日」...トーチライト
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机の上にある
真白な本の中
窓際に吹く風
ページはめくられる
私の感情は
儚く煌めく
行間に消えゆく痛みも
君を照らしだす種火になる
曇ってきたら雨が降り
心は沈んで遮られ邪魔をされる...ヒカリ
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A
形のないものにいつも怯えてたんだ
あるがままに生きているだけじゃ得られないの
誰かの目線を気にして 偽って
手に入れたそれを僕らは「愛」って言うの?
B
君のどこを見て、君のどこに触れて
君に近づいて、指を絡めた
サビ
時間を忘れて君と踊れば...シュガーレス・キス
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君と歩いてる帰り道の途中で
途切れた会話目を合わせない
見上げた空と溶けた雲
ぼんやり僕は見惚れていた
何も言わないままだけど
明日も会えると知ってても
当たり前が消えちゃうのは
今かもしれないよなって
いつもの「じゃあね」が訪れる
今日も「じゃあね」って返した...夕空カクテル
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落ちた視力が幸せ運ぶ
変わる葉の色涼やかな風
昇る日もまたさよならするよ
夜は長いさ染みる暗がり
雲がかる空模様
霧がかる明日のよう
怖いんだ
消えないな
夜がしっとりと街を包む
僕はひっそりと光を探す...ヨナガ
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言いたいことがあった 言葉になった
だけど奏でられない 奏でるすべがない
好きな音楽に頼り その場で歌った
消えてくメロディーライン さよなら言の葉
ベースを習った ドはCだった
言葉はメモした 咲きはしないか
微かに願った 歌にできたら
変われないかな
ずっと言いたくて ずっと言えなくて
書き散ら...ギターの弾けない僕は
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与えられた課題をこなした
知ってることでなんとかなった
そんなこんなで時間は過ぎてく
空論ばかりが僕を作って
やらなきゃホントは分かんないよ
やり方僕には分かんないよ
明日に任せちゃ変わんないよ
って何度も言ったのに
ずっと
机の上で書いていた理想的な現状と未来...机上の空論
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蝶舞う頃に咲いていた色とりどりの花
どこか儚い立ち姿 君らしくもあるな
全部が全部上手くいくことはないと知る
私の驚く顔を見て 微かに笑う君
生きてる場所が違うから
ここにずっとは無理だから
そう言う君の横顔に
滲む涙が
落ちた
春になってまた一つ大人になっていけるなら...蝶舞う頃に
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別に岩にもなれやしない
路傍の石として転がる
固い意志はそんなないのに
望みばっか高くなってた
あの時の思い出 削れていく
あの時の言葉も 霧がかかる
風を切って 家横切って 近くの公園で
ブランコ漕いで 手が空切って 雲を掴んだ
日は落ちきって 闇が包んで 遠くの星空へ
空想凪いで 足が進んで 今...明日に転がる石
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自分のことをアピールしてください、で詰まっちゃった
自分のことをちゃんとは知らないみたいね
気分はどうですか、頭の中パンクしちゃった
気分の整理すら出来ないみたいね
好きなこと苦手なこと 甘いだとか酸っぱいとか
混ざって溶けてここにある私だからさ
長所も短所もいいから 固いも軟(やわ)いもそのまま
...パフェ
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たくさん季節があって
巡り、巡ったなって
いつのまにか重なって
積もり、積もったなって
イメージしてたことじゃないけど
美しくもなんともないけど
何度かぶつかって
追っては追い越されて
共に過ごしてきた
あなたと出会えてよかった、を胸に抱いて...花
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誰もが皆恐れている 失敗の先を知りたい
けど僕も恐れている 所詮1人だと叶わない
1人塞いでいた夜 消えない痛み
でもよく見てよ 周りを
世界は思うほど敵じゃない
全身全霊かけてみればきっと
見える景色がそこにあって
絶体絶命越えていけばきっと
何か掴める気がしていた
前を向いてただ響かせるだけ...glory
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風がそよぐ 肌に触れる
空が明ける 照らす光
いつもの道 歩けば
香る木花 過ぎる時間
世界の理を知りながら
抗うこともできないのに
ゆらゆら揺れるこの魂
キラキラ光る星々には
Ah 別れの言葉が思い浮かぶ前に消えそうで
Ah 代わりはいないの浮かび消える前に...隣に
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街灯の少ないこの道で1人歩く帰り道
雲一つない真っ暗な空私の足音だけ
見渡す限りの闇の中溶け出す景色の中
怖がる私の隣には 輝くあなたの影
こんな時間にもあなたはいて
やなことばっかりの日常を越えて
近くはないけど いつもそこにいて
遠くと言うには 親しみがあって
雲間に隠れてしまっても あなたの姿...月語り
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記憶という名の縋り付いてしまう藁
木陰に隠れてしまった僕らの感情
自分のしていることに気づいていても
何かが勝手に体を動かすんだ
まっさらな空洞によぎるノイズ
不透明な鏡に写る私
見えなくなってしまったものを見ようとして誰もいない部屋を見渡す
存在しないはずの思い出を探そうとして
知るはずない部屋...レプリカント
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閉じていく空 独特の香り
鳴りやまぬ音が 突き刺さるまま
描いた日々が 地面に溶けていく
混ざって濁った 不透明な未来
君といたいだけ そばにいたいだけ
隠した涙が どこかに消えていった
雨に想えば 思い出す 顔も声も
妨げるあの雲が 流るる雨音が
鮮やかな色を落としていく
雨に歌えば君とした約束も...雨に想えば
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事務的作業、キーボード音。頭からはずれたネジの音。
義務的配慮、何になんの?頭から離れた不協和音。
鼓動、そして地を踏む音。境から目覚めた僕の音。
起動、そして駆け出す音。兵どもが夢の跡。
数え切れないほどの人々が何度も踏みしめたこの道を
歩いて行くことになるのが嫌で、嫌で、外れようとした
...迷走ループ
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甘くて 冷たい 口の中広がるアイスクリーム
儚くて すぐ消える でもまた出会いたくなる
日々の中の出来事が 僕らをすり減らしていく
夢の中ですらそうさ 僕らを閉じ込めていた
疲れた身体と心が 動かない理由はわかっていて
甘さと寂しさとほろ苦さを包んで欲しくて
一口食べれば心ほどけていく
固まっていた...アイスクリーム
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適当に折ったヒコーキ 綴った思い
閉じ込めてふっと飛ばして どこか遠くへ
①
最近乾燥してきたね そっちの調子はどう
こっちは何事もなく 学校もそれなりで
気圧の乱高下が頭を痛くさせるけど
天気の七変化をなんとか楽しんでいるよ
改めて言葉にできない 恥ずかしくて
それでもどうにか伝えたい 思いがあっ...カヘリゴト
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ずっとこの波に沈んで たまに息継ぎして
もっとこのままでいたいの
ずっと苦しさをまとって たまに抵抗して
すっと俯瞰で見ていた
脳幹を通さない考えが空気をふるわして
ノーカン今のは考えないことにしてくれないか
出してしまった感情が冷たくこころを凍らせて
可視化してしまった現実を切り裂く刃は持ってな...ノットサーフィン
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まじまじと見つめてる部屋の中 君と僕
何回も見つめてる記憶の中 探してる
開かないタンスみたいに出てこない
足りないパズルみたいに分からない
実は全部夢だとか
驚かせるためだとか
言われてしまえば
それでよかったのに
あー「お前は誰?」その醜い顔で言うな
惨めになってしまうわ 僕は至って健康です...ロスト
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今すぐここから離れてさ どこか遠くの場所まで おしゃれなカフェとかはなかったっけ
走ってそこまで競走しよう
あなたといると心が休まるわ 不思議な気分だけど 心地いい
あなたの言葉とその笑顔がある ここにいたくなるけど 行かなくちゃ
味のしないアイスコーヒーを飲む君
苦手な私は口にしないけど
なぜか君...Escape from
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上辺の凍った湖 誰も出られない蓋をされた
神々の戯れで たまにヒビが入るだけ
凝り固まった現状 上がってくれない気温
お天道様の限度 他力本願の僕ら
冷たい中に閉じこもって 感覚が薄れてしまった 画面の向こうの惨劇はカメラに映った虚像か
1人で考えて立って動いてみたって 水温は下がるばかり
アイ...コールドレイク
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湯船に浸かって 振り返ってみる 今日一日にあったこと 目が覚めて 軽く朝食をとって 支度をして 仕事へ向かう
僕はパソコンの前に座って 何とも言えない作業を繰り返して あまりある疲れを体に背負って 帰路を行く
飴でも舐めながら僕はゆっくりと用意をして体を洗って髪も洗って 45℃熱めの湯船の中沈んでい...マジック
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ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
逃げることできない 恐れてしまう
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
逃げたい 消えたい 目を開けたくない
押し寄せてくる痛みと苦しみが幻なわけないと 自分がフリなのかリア...脅迫ハートビート
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重なった失敗の分を今払っているということを理解して腹を立てて自分に意味のない罵倒を
キミの元まで届くなら少しは慰めてから 出来るなら嫌な冷たさを抜いてから体をそちらへ寄せて
知識で粋がる子供の部分を捨てることができたなら 大人なのかと思ってたけど まだ足りないみたいで
紛らわしい呼びかけに応えられ...さよならの前に
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私、優等生。自分で言うとおかしいけど 少なくとも、程よく体裁を保ってきた
真面目に物事を遂行して たやさぬ笑顔振り撒いた 「いい子ですね」に聞き飽きていた
私を作る輪郭が途切れないように無理をした 削った分の自分を補完できないまま 殺して 殺して 骨の髄までバイバイした
こんなつまらない世の中じゃ ...私、優等生。
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とある雨の日 しとしと 音がする
私は動きやすい格好で とりあえず外に出た
何はともあれ 雨は頭が痛くなるし じめじめして あまり気分のいいものじゃない
でも独特の匂いがする いつもの景色も
どこか 何か 違う
日常じゃ通り過ぎてしまう駅で降りて
何の目的もなしにふらふらと歩いた
いつだって何かの意...とある雨の日の
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胸に秘めた想いはこのまま停滞して留まって居座った 横顔チラついてバレてないかヒヤヒヤしてる 視線外すフリをしてまた見てしまう
なんてしょうもないやつなんだ きっかけはなんだったっけ 一直線の衝動が走る
春空みたいだ 一喜一憂してばかり
明日に期待だ ただの独りよがり
勝手に選んで勝手に舞い上がって...青の記憶
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せっかく生まれてきたのに 何にも成せないままじゃ嫌 生きてた証明なんて そんなにないし 数ある意味と生活に 僕らは適応していくことに なるのかな
学校で何回もやる テストの点数はそんなに悪いとは思わないけど
学校で何回かやる 性格診断みたいなやつ あれって信じていいのかしら
この世に産み落とされる前...妄言
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日常に乗り込んで朝を始める
忙しさの中で忘れていく
この感情はどこへ行ってしまうの
風の匂いのような咲き誇る花たちのような
あの笑顔は景色に溶けてゆく
「またね、いつか出会う日まで」
6月の音色が僕らに呼吸をさせるけどこぼれ落ちていく音符たちが 忘れさせないあの歌声
さよならとはじめましてを繰り返す...6月1日
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生まれた迷いが心をつたって頭を侵して心を壊して 抜け殻みたい
流れ流れに来てしまったから 何もかも半端なまま 大人のような子供のような 境界をなぞっている
時間にはもう余裕はなくて でも歩くのにも疲れてる
さよなら私 さよなら
生まれた迷いが心をつたって頭を侵して心を壊して 抜け殻みたい
不確定な未...迷いが
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