mellowの投稿作品一覧
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さよならを溶かしたカフェラテ
冷めるほどに痺れるフォルテ
まるで曇り窓に咲いた
鈍い憂鬱みたい
ただ君さえいればいいだなんて
嘘 許し合える距離に甘えたい
まだ振り切れない夜の残響
何故 知らない横顔
追いかけて掴んだ左手
隠すほどにきらめくフィーネ...fine
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絡まる伝導 飲み干せそうな夜に溺れ
歌えど喧騒 呼び合う声は何処まで
貪る本能 破れた夢を拾う跡地
叫びは安穏 追いかけるほど遠く彼方
許されていく偉才、鬼才
未開拓の聖地
遊ばれるまま このまま 気のまま
生きれない、の?
狭い世界に穿つ音
隙を突いて其処に立て...Remake
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問いかけて立ち止まった 小さな声と
やわらかくてあたたかなそのてのひら
ゆっくりと丸くなった きみの瞳に
吸い込まれるささやかなこのしあわせ
いつの日か大人になる時が来たって
手放さないでいてほしい そんなことを想うの
さよならを数えるたびかじかんでいく
在るはずのないこころできみに恋した
時計の針...Lonely Doll【曲:yutarochanさん】
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冴え渡る感傷 道端の甘い嘘
三度目の口付け 忘れたら街の中
見え透いたセリフで 騙されていたいけど
躑躅色散りばめた 夜は更けていく
あなたの右手に抱かれた弱さで
私を起こして 水が渇くまで
最後まで
増えていくきずあと 探してた白い鍵
着飾って誤魔化せば 隠せたはずでしょ
あなたが零した安い後悔が...アザレアの夜【曲:Zo-kenさん】
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※同性愛をテーマにしています。申し訳ありませんが、苦手な方は閲覧を控えていただくようお願いします。
【A】今日は仕事で誰と会ってたの
お前の唾液と一緒に飲み込んだ言葉
ネクタイ緩め飛び込む世界で
もうなんも考えられない
【B】俺が知らない顔で笑わないで
とっくに狂ってる部屋の中、ゾクリ誘う
【S】虚...ミステイク
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春しぐれ せつない記憶
冷えきらないまぼろし
往かないで 揺らいだ影に
隠した熱情が
時が移ろえば この恋も消えていく
言い聞かせながら また冬を越えて
桜雨 満たせぬ温度
追いかけている陽炎
云わないで 霞んだ声が
このまま溶けても...春しぐれ
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【A1】爪先で弾いた オーソドックスな言葉
貴方には似合わないよ 寒い感傷
誘惑で蕩けた センチメンタルな気泡
貴方には似合わないよ 甘い炎症
【B1】重たい感情をロッカーに預けて
この街はそうやって作ってある
【S1】今夜ふたり逃避行 ママに内緒で
恋に恋したフリをしようよ
いつか醒める夢の中 安...アレクサンドロス
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【A】きみのやわらかなブラウンの髪
春の風でしずかに揺れる
遠い夢に焦がれるそのひとみ
透明なそのきずあと
【A】おなじ季節を何度もかさねて
おなじことば紡ぎ唄った
軽い羽をまとったその背中
みどりいろ揺れるこころ
【B】奇跡と共に目を覚ますきみの
となりで今日も生きていたい...てのひら
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透き通る夢の先
零れてく街の影
抱き寄せた細い指
剥がれてく淡い声
月のしずく またひとつになる
夜の底で 澄んだ泡になる
さあ、indacoの彼方
星が眠るまで
きみの翅を抱えて
もう、azaleaの瞳...Ci vediamo
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あぁ、青い午後に一人惑う
もぅ、コーヒーは冷めて眠気を誘う
いつも君が見てた窓の外
今もあの日のまま止まった時計
あぁ、街行く人を見送って
ねぇ、声をかけても届くはずなくて
まるで水の中の喫茶店
溶けて砂糖みたいに消えてく日々
何でもないフリで 強がっていた
そばにいられたら…なんて浅はかね...シュガーラプソディ
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【A1】切り取られた部屋の片隅で
ゆっくりと息を吐いた
青く浮かぶ君の名前から
そらした目の奥が熱い
【B1】濁った海に足をとられる
水面が遠い 答えが遠い
【S1】たゆたう悲しみに注ぐ白い光
今日を置き去りにして君は飛び立つ
伸ばした指先に絡む夜の色は
優しく冷えて 私を許すの...真夜中に溺れる。【曲:透Pさん】
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見下ろすゴミ屑 ナイフ隠して
探す答え あてもないままに
寄る辺なく 思考 不幸
塞がれた 視界 未来
夜に 沈め
崩れたバランス 人の闇
判別できないシロクロ
諦め 才能 期待止み
誰の仕業なのか?
未だ 最果ては視えず...フーダニット(依頼用)
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随分遠くへ 歩いてきたのね
今日が二人の記念日
俯く睫毛と きれいな横顔
ずっとあなたを見つめてた
教室 褪せた落書き
ふざけ合った日々
校庭走る背中が
こんなに恋しい
さよなら 私の優しい思い出よ
あなたはあの子と幸せに...乾杯
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白い息のぼる先に 目に痛いクリスマスツリー
冬の仙台駅には 雪を嫌う人ばかり
澄まし顔のアーケード こんなに短かったっけなぁ
ゲーセンもディズストも なんか今日はツマンナイ
女子大いったトモダチ 髪が明るくなってた
一人っきりのアタシは まだオシャレも覚えてない
行く当てもなく歩いてる 午後8時の国...S
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ネオンの街は今日も穴だらけ
一夜限りなら名前さえ要らない
グラスの下に這わせた指先
まるで恋人だわ
キスを強請って 夜を抱きしめて
さあ これから
切なく揺れて 今 証明してほしい
冴えたmake 誘うテク 見せかけの籠絡
tell me 爪を立て 罠 すり抜けた楽園
交わすeyes 渇く愛 唇に捻...Bitter
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手を振る 放課後 教室 安いギター
寂びれた夕暮れ ひとりきりの帰り道
戸惑い 焦燥 不安と過ぎる電車
俯く向日葵 はぐれた指 黒い髪
さよなら 言えない このまま どこかへ
今更 言えない もうすぐ夜が満ちる
君の隣夢を見てた
滲んだ声 気付かないままで
また季節は巡ってゆく
ほつれた約束枯れてい...season【曲:ますおさん】
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ズレた感情を抱えて
夕暮れに投げ捨てた
熟れたひと時の笑顔は
寂しげに泣いていた
甘いキャスター
こびりついた 煙い記憶
いつか お前の嘘が
柔くほぐれ溶けていくなら
きっと 優しいうたで
その背中を見送るから...(依頼用)
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空、黒い雲を連れて傷を隠してる
今、ずるい嘘の中 耳を塞いで逃げる
夜に紛れ路地を抜けて
罪が消える場所へ
二度と悪夢は見たくない
ゆるして
冷たい雨があたしを殺す
信じた嘘があなたを燃やす
言い訳を聞いて 桔梗の花が潰える前に
仕方ないなって 頷いてよ はやく...嘘と桔梗
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【A1】渇いた熱は触れれば溶ける
揺らいだ声が歓喜に喘ぐ
傷んだ果実搾れば甘く
冷たい汗で余計に疼く
【B1】貪り合えば怖いほど
白く混ざって堕ちてしまった
貫いている証など
とっくに分からない もう何も
【S1】飢えた獣の瞳でなぞる舌先
二度と戻れない綺麗な朝...pervert
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【A1】好きなことがやりたいの、と
庇護の外に飛び出してみた
夢と一緒に背負ったギター
あたしの血とおんなじ色
嘘だらけの現実拒み
厳しい理想へと向かう
疲れ知らずの両の足で
何処へだって行ける気がした
【B1】ありあわせの日常を 埋めておくれ
期待はずれと罵った あの日にサヨナラ...RED STONE
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未来は嫌いだ。
それはお前を連れていく。
優しく濡れたお前の黒い瞳を、
閉ざす明日が酷く嫌いだ。
幾つ想いを伝えても、言葉はお前を救わない。
幾ら涙を流しても、嘆きはお前を救わない。
どうか、今日よ終わらないで。
俺から世界を奪わないで。
お前のいない朝の眩しさなど、
知らないままで死んでいきたい。...co‐ward
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【A】
昼下がり透明に濡らすにわか雨
泣きそうな君の声 電話越しに聞いた
【A】
気付かないフリしてる優しい強がり
嘘なんてつかないで ぜんぶ分かっているよ
【B】
お気に入りの傘で君のもとへ
水たまり越えて今すぐ行くよ
【S】...キミイロナミダ【曲:statickさん】
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【A1】太陽の目を盗んで
月の下に隠れて
君と二人檻の中
恋人の真似事をしたい
脱ぎ捨てた制服には
遠い夏の残り香
繋ぎ合う温もりすら
切なげに雨音を溶かす
【B1】その黒い髪に口付けを
いつまでも想いが消えないように...ひめごと【曲:透Pさん】
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【A1】今日は待ちに待った 初めてのSpecial day
ワンピースに込めた 本気感じてよね
【A2】教室とは違う 二人きりアバンチュール
じゃれて手を繋ぐわ 気持ち察してよね
【B1】ちょっぴり特別なトモダチ
それじゃ満足できないの
【S1】Sunday 今止まらない
君との甘い恋の駆け引き
限...チョコレイト・アバンチュール
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【A1】あなたはひどい
まるでひび割れた爪のように
あなたはひどい
まるで真夜中の嘘のように
【B1】さそり火の真下で朗らかに笑っている
ぼくのことなど忘れてしまった
【S1】ひとりぼっちの鉛の眼に
やさしい星が咲いた
つまらない熱が淡く溶ける
エンドロヲルが視えない眼に...あなたはひどい【曲:透Pさん】
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繰り返す夜の果て
人混みの中 部屋の隙間
枯れていく向日葵と
思い出せない あたたかい声
いつの日か触れていた
微かな熱が残る背中
揺らぎ去る陽炎を
寂しく看取る柔い瞳
貴方へと渡した慟哭は
夢をなぞる 明日を縛る枷...陽炎
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【A1】帰り道 電車に揺れる
君は何も語らない
曖昧で不揃いな夜
僕ら寄りかかり生きてきた
【B1】あの日笑ってくれたから
優しい声をくれたから
この大嫌いな世界を
少し許せるようになった
【S1】一人じゃ真っ直ぐ立てないなら
二人一緒にいればいいさ...asymmetry
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【A1】ねぇママ どうしてあたし
あんなにおおきなお月さまに
さわることができないの
あの人をわすれてしまうよ
【B1】「恐ろしいなら瞳を閉じて」
えらそうに猫が言ったわ
【S1】ティーカップに浸した夜の夢
あたしの頭に濁流を起こす
おとぎ話の淵で沈んだら
帰れないこと 知らなかったの...アリスとナイトメア
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【A1】オレンジ色の午後の微睡み
二人はゆっくり瞼を閉じた
指先伝う緩い温度が
濡らした心に擦れて痛い
【B1】きっと僕らは歪んでいる
カミサマに逆らっている
【S1】君のすべてを奪って鍵をかけて
やさしい嘘の中に閉じ込めたい
撫でるように重ね合う温いキスは
甘くて浅ましい味がした...やさしい嘘【曲:たてごと♪さん】
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十六夜照らせや夜半の秋
鈴の小道吹き抜け紅を挿す
狐が化かした花紅葉
祭囃子密かに鳴り響く
飲めや酔えや 此方は愉しゐぞ
踊り狂え 今宵は皆仕合わせ
何時か何時か 夢から醒めれども
独り燃やす鼓動は其の侭で
言の葉紡ぐ程に遠ざかる 貴方 貴方 然様なら秋風
鴉が啼く夜長に乱れ咲く 彼岸の花に似た恋の...ヒガンバナ【曲:ぽてとくんさん】
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【A1】鎖に繋がれた 認めたくない未来
二人を引き裂いた 許したくない世界
【B1】君の為なら死ねると思った
絶望も涙も覆して
何処にも行けないと嘆く前に
今、壊して
【S1】絡まる運命の先に君がいるのなら
迎えに行くよ 何を捨て去っても
黒く迫る影に抗うため
かき鳴らす TRIGGER...TRIGGER【曲:HIKO Revさん】
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こびりつく感情が身体を縛って
意識を奪ってゆく 錆び付いてく
すれ違う喧騒に紛れた
知らない誰かの声に汚されていく
今走り出した 僕の背中照らして
涙を拭ったら行こう
真っ白な未来へ
薄れてく思い出が扉を閉ざして
あなたを奪ってゆく 色褪せてく
かじかんだ指先を包んだ...SHINE
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【A1】マリー、きみはもうすぐ
若草色の町を去る
もう会えなくなるね
どうかお元気で どうかお元気で
【S1】たとえば かなしいことが
きみの背中を押す時は
思い出して ぼくのことを
きみをあいしてたぼくのことを
【A2】マリー、きみはどうして
さみしそうに笑っているの...さよならマリー【曲:れんくんさん】
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【A1】貴方の背中に沁みこんだ
私の涙を忘れないで
青空に溶ける雲のような
穏やかな恋を忘れないで
【B1】躊躇って手を取った
その惑いに滲む答え
気付かないフリをする
下手くそな笑顔でいい
【S1】抱き締めて 貴方の腕で
求める言葉を飲み込んだ...Gerbera
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赤く錆びた月の下で手と手重ね
今宵二人踊りましょう 夢が終わるまで
セピア色溶けていく 約束は死んだ
真夜中に沈んでる 悦びよ醒めないで
純白のベールには 涙は映らない
砂の城で眠ろう あなたを抱きながら
いつか二人結ばれるわ 此処で永遠に
鐘の音鳴り響く しあわせは刹那
仮初の誓いでも さよならは...PHANTOM DIAMOND【曲:かんぬきさん】