Little Garden

 雨上がりの朝は 水たまりに足を浸して
 月の昇る夜には 両手を広げて
 この小さな庭で あなたが花を咲かせる瞬間を
 ずっと待ってるから

 部屋の隅で膝を抱えて 励ましの言葉さえ
 穿った捉え方をして ゴミ箱に投げ捨てた
 それでも世界の全てから 拒絶されていることが
 不意に恐ろしくなって 涙を流した

 枯れてしまいそうな細い茎なら
 吐息であたためるから 
 それであなたの震えが止まるなら
 何回だって

 息の白む冬は 霜柱を踏み歩いて
 ゆらめき立つ夏には 帽子をかぶって
 この小さな庭で あなたが花を咲かせる瞬間を
 ずっと待ってるから

 触れるだけで傷つくならば 決して触れはしない
 見守ることはできるから ずっと見守っている
 荒れ果てた私の庭は あなたのその言葉で
 息を吹き返すことが できたのでした

 萎れてしまいそうな薄い葉なら
 両手で水をすくうから
 それであなたの渇きが止まるなら
 何回だって

 雨上がりの朝は 水たまりに足を浸して
 月の昇る夜には 両手を広げて
 この小さな庭で 私が花を咲かせる瞬間を
 待っていてくれたから

 息の白む冬は 霜柱を踏み歩いて
 ゆらめき立つ夏には 帽子をかぶって
 この小さな庭で あなたが花を咲かせる瞬間を
 ずっと待ってるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Little Garden

閲覧数:10

投稿日:2022/12/24 06:23:49

文字数:576文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました