『katharsis』- 作編曲・詞 / sen

<BPM=156>

いっそ何かに躓いて 誇らしげにその手守れたら
僕は今までの哀しい思い出とかも 許せるかな

涙につられた成れの果て 要らない景色を見てる夜も
どこか他人事のあいつがこっちを見て 笑ったんだ

空っぽの器並べたら 零れぬようにと抱きしめた
震える指先でなぞっても 解けないように

僕を睨むように見てたあの子は
繋がれた手錠を 振りほどくこともしないようで
むしろ自慢げな顔をした

そんな君を僕は 客席から見ていたんだ

全てのものを許せぬなら 否定される前に捨てちゃったよ
悲しみを守れるなら 僕はどこまでも嘘をつくよ

1つ1つに名前つけて 大切に仕舞ってた時よりも
全てを諦めた君の瞳は誰よりも 美しいよ

自分を守るためのものを めちゃくちゃになるまで壊して
やっと自分のことを観れたんだ 千切れないように

僕を恨むように見てたあの子は
慰めのひとつも 嘘つきと怯えて逃げ惑い
殻に閉じこもっていたんだ

そんな君を僕は 舞台の上から見てたんだ

僕は一人ぼっちで 誰にも共感を得れなくて
嫌われ者の僕には 何もかも関係が無かったよ

あの子は僕が憎くって仕方なかったんだ
僕と同じ目をしているから いやでも気付かされた
僕は君じゃないけど 僕と君は 君と僕は………

僕を貶していた僕自身では
混濁の情緒を どうにもできないと決めつけて
両手を広げて受け止めた

君が望んでいた君自身には
埋められないものが 当たり前のように鎮座して
ほこりを集めて散らばせた

そんな泥だらけの舞台で 僕ら二人だけのカタルシス

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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katharsis【オリジナル】

初音ミク歌唱のオリジナル曲です。
Movie(https://www.nicovideo.jp/watch/sm35266614

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投稿日:2019/06/21 17:27:43

文字数:699文字

カテゴリ:歌詞

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