「ごめん、グミちょっと掃除するから出てって。」

「え?あ、はい、マスター。」

「あのさ、グミ。私たち今から大掃除するから部屋に絶対入らないでよ?」

「え?なんで?」

「いーから!てゆかグミヤとデートしてきて。」

最近、みんなに避けられてる気がする。
『用がある』とか『忙しい』とか言われて、あんまり話したりしてくれない。

「…なんか避けてない?」

こういうとき一番正直な反応をするのがリンだ。

「ささ避けてないよ!!ほらっ、いってらっしゃい!!」

絶対避けてる。
どんな理由があっても避けられるのは悲しい。

「グミ、俺ちょっとついてきてほしいんだけど。」

「グミヤが?めずらしいね。」

「だろ?」







「…遊園地…」

「ストレス発散にさ。どれ乗りたい?」

「ジェットコースター!!」






「……グミ、何回乗る気なんだ…」

「まだまだ♪」

「これで5回目だぞ…?」

「グミヤはホント絶叫系弱いよね!」

「分かってて乗ってるのか…?」

「そうかもねー♪」

「そうかもって…。でも、グミ元気でて良かった。最近元気ないし。」

「だって…みんな、私のこと避けてるんだもん…」

「それなりの理由あるんじゃないか?」

「そうかな…」

「そうだ、きっと。じゃあもう一回乗るか!!」

「そうだね!」

『♪~』

「悪い、電話…。はい、あ、終わったか?じゃあすぐ帰る。」

「え、帰るの?」

「うん、なんか家がすごいことになってるらしいし…」







「ただい…」

「「「「ハッピーバースデー、グミ!!」」」」

「え?え?」

「グミ、誕生日おめでとう。」

「あ、そっか今日…」

「グミーっ!!ごめんね!避けてごめんね!私すぐ言っちゃいそうだから…」

「リンちゃん…」

「ほら、お祝いしようぜ!」

「リント、お前何もしてないでしょ。」

「めー姉、痛い。」

「じゃあ、ケーキ切ろっか!」

ケーキは、私の好きなキャロットケーキ。
そして、私の大好きなみんな。

私はとても幸せな時間を過ごした。

「いちごもーらいっ」

「ちょ、マスター俺のいちご…」

「俺のものは俺のもの。バカイトのものも俺のもの。」

「マスター(涙)」


こうして、私の誕生日はかけがえのない日となった。

「ところでマスター、テスト前では?」

「ギクッ。たはは…」







fin.

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GUMI誕記念

グミちゃん誕生日おめでとう!!
これからも愛してるよ!!

閲覧数:190

投稿日:2011/06/26 13:46:14

文字数:1,026文字

カテゴリ:小説

  • コメント3

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    グミ誕か!
    みんなに愛されてるね(*^^*)
    あ~ホント可愛い!!

    私もグミ誕の書こうかな!!
    テスト期間だけどww

    2011/06/26 16:20:22

  • 日枝学

    日枝学

    ご意見・ご感想

    読みましたよー これは良い誕生日! GJです!

    2011/06/26 15:46:28

  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    グミちゃん可愛い。
    私もグミちゃん書こうかなぁ。
    リンちゃんの不器用さが良い(*^-')b

    っていうか、テストのことって、俺にも言ってるのか?
    俺は一夜漬け派だから、勉強しなくても良いのだ!!

    2011/06/26 14:04:43

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