片翼の少年 第1章

投稿日:2009/09/02 14:30:24 | 文字数:1,822文字 | 閲覧数:160 | カテゴリ:小説

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小説今回初挑戦です(・ω・`o)

きっとなんの反応もないと思いますがw
(なんせ文が長いwちょと長すぎた?気がするのでw)

でも全体はもっと長いです。タイトルに第1章って書いてるように
まだまだ続きますw
ストーリー展開的にベタだと思いますが、ボカロ結構出てきますw
今回はお気づきの通りレンとカイトでございますヽ(´∀`)ノ
次は誰が出てくるでしょうかねヽ( ゜ 3゜)ノ

ちょっとでも読んでくれてる人がいたら感激です<(_ _)>
感想なんかもらえたらもっと感激です<(_ _)>
遅筆だとは思いますが「付き合って・・・あげなくもないんだからね!」ってツンデレな方(ツンデレじゃない方もw)お待ちしています<(_ _)>

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TEXT
 

ピチャン・・・ピチャン・・・


どこかから水の音がする。それに埃のにおい。
ここはどこだ。いったい僕はどこにいるのだろう。
体中が痛い。地面の上なのか。
それに冷たくて寒い。このままではダメだ。
僕にはまだやることがある。


少年はゆっくりと眼を開いた。
ここはどうやら教会らしい。しかし、綺麗な教会ではない。
荒廃していて、もうずいぶん誰も出入りしていないようだった。
椅子は壊れていたし、壁にはヒビが入っていた。ステンドグラスは割れてはいなかったが、煤けていて、その間から柔らかく光が差し込んでいるだけだ。

(ここがどこだかも自分が誰だかもわからないが、ここにいても何も解決しそうにない。)

そう思った少年は、教会を出ることにした。


教会の扉を開けるとそこに広がっていたのは廃れた街の残骸とでもいうのだろうか。
建物はガタがきていて今にも崩れそうなものもある。綺麗に舗装されていたであろう石畳の間からは草が勢いよく伸びていて、石がぼこぼことなっている。
当然、人の姿なんて見当たらない。
人がいなくなってどれほどたったのだろうか。想像しえない。
外は思いのほか寒く、自分がひどく薄着であることに気がついた。

(何か身につけるものを探さないと・・・。)

少し歩くと店らしきものを見つけた。営業はしていないが、ウィンドウやレジなど面影が残っている。
その時ふとショーウィンドウに写った自分の姿が目に付いた。

「! うっ・・・」

ウィンドウに映った自分の姿を見て何かを思い出しかけたのだが、頭痛と動悸に見舞われ思い出すことが出来なかった。
少年は、座り込み、症状が治まるのを待った。それから改めてウィンドウに映る自分の姿を覗き込んだ。今度は頭痛も動悸もしなかった。
肩ほどまで伸びた金髪に緑色の瞳。薄い服に覆われた身体はとても筋肉質とは言えず、力仕事などには向かなさそうだ。肩の後ろには白いもの。

(白いもの・・・? なんだこれ。)

そこにあったのは明らかに人に似つかわしくない白い大きな翼だった。
しかも鳥のように両翼ではなく、右肩から片翼のみが生えている。
左肩に手をやってみたが、もぎ取られた形跡も生えていた形跡もないようだった。
自分が人とは違う奇異なものなのだということがわかったが、それだけではどうしようもない。

(とりあえずこの翼は隠しておいたほうがいいだろう。何か大きな布のようなものがあればいいんだけど。)

近くの家に入ってみる。こぢんまりとした民家だ。誰もいないのになんだか暖かいような気さえする。
奥へ進むとテーブルがあった。ここで食事や作業をしていたのだろう。近くにキッチンもある。

(テーブルクロス。これで隠れるかな?)

埃をかぶって汚れているが、布も厚く丈夫そうだ。翼を隠し、寒さを凌ぐには丁度いい。
少年はテーブルクロスを二、三度振って埃を落とし、マントのように肩から羽織った。
翼を覆い隠しているので多少違和感はあるものの、予想通り暖かい。
これならもっと寒くなっても大丈夫だろう。
これで服についての心配はなくなったが、いつまでもこの人のいない街にいるわけにはいかないだろう。
生きている以上、空腹には勝てない。早くこの街を出て、人のいる街までいかなければ。街にたどり着かないにしても食料を調達しなければ。
少年は民家を出ると方角も行く先もわからぬまま、いずれ街の端に着くだろうとただ同じ方向に進み続けた。


その時橋を見つけた。橋の上には人がいた。青い髪をした青年。
馬に乗っているが、服装からすると貴族などではなさそうだ。少年は声をかけてみることにした。

「あの・・・すいません。」

青い髪の青年はどこから声がしているのかわからなかったらしく辺りをきょろきょろと見回していた。

「橋の下です。」

その声に気付いたのだろう。ようやく橋の下を覗き見た。

「!レン!」

少年は、「レン」と呼ばれ、狼狽した。
僕はレンという名前なのか。なぜあの青年は自分のことを知っているのか。第一、あの青年は誰で、自分とはどんな関係なのか。
様々な疑問が頭を過ぎった。

「そこで待っていろ! すぐにそっちに行くから!」

何もわからないが自分が何者であるのか知ることが出来るかもしれない。
「レン」と呼ばれた少年は、その場で青い髪の青年を待つことにした。


―第2章へ つづく― 

新参者ですがヨロシク。

※ピュアっ子の気持ちを書いた歌詞が大半なんだけど
それだけではいけないと狂った感じの歌詞現在練習中。

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