一羽二羽と 小鳥が飛んだ
今日も世界は廻っている
私の手よ 何故惑うのか
茶を注ぐ音が聞こえない
白い壁のように見えたのさ
現れたきみに追いかけられて
逃げるけれど終わりが見えない
此処には何もないと知るだけと
走れ カタリーナ!
兎と亀が仲良く寄り添ってる
歩けと命令された人形も嗤う
走れ カタリーナ!
あの大空を再現してみせるの
例えばでたらめなあの落書きのように
三羽四羽と 小鳥が飛んだ
今日も世界は回っている
記憶の中 一つだけ浮く
もうあの頃には戻らない
黒い森の奥の懺悔室
私の手首を輪が閉じ込めた
紡ぐ声はただ一人拾う
掠れた想い出を見つめてるの
聞いて カタリーナ!
用事が済んだらいつか来た場所へ
滅んだはずの道化が彼女を操った
止めて カタリーナ!
その約束はまだ間に合うかしらと
足を止めて何もない後ろを求める
懐かしい声が聞こえた気がした
応えることはできないのさ
やがて全てを思い出した頃に
白い景色が動き出す
ああ 目の前には 階段があった
ようやく夢が見れる気がする
登り切れば 変わってしまうの
私の世界は回らないわ
誰が語れば いつまでも此処は永久に続かれると
滅んだはずの言葉が彼女を導いた
「眠れ カタリーナ」
辿ればきっと夢のような楽園
どうせ無数の小鳥が羽ばたいていった
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