白い雪の中に 一つ咲いている花がある
凍える寒さを 懸命に生きたその花に
僕は雪花と名付けた

冬の間しか咲かない
種は一つの花から1粒だけ
毎年1輪だけ咲くんだ

冬が終わりそうな暖かい日
雪花は辛そうだった
日差しが当たれば当たるほど
雪花の輝きは失われていく

今年も花としての生を終える日がやってきた
新たな命をそっと土に預けて
春の訪れと共に雪花は散った

僕は散っていったその花の
花弁を拾い上げた
砂のように粉々になって消えた

春の柔らかい日差し
色とりどりの花たちは
儚く咲く 雪花を知らない

僕だけが知っている
あの美しい 雪花を

来年また綺麗に咲きますように
そう言って水をあげた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

雪花~yukibana~

自分の名前の名字的な部分「雪花」にスポットを当ててみました。
何て読むんですか、と良く聞かれましたので此処で言います。
「ゆきばな」です。
私の住んでいる所では今でも雪は降っているのですが、暖かい地域ではもう春なようなので、「雪花」をやめようかなと思っています。

雪花なんてまんまな名前ですいません;
綺麗な花は好きです★雪花が本当にあれば素敵だなあ…

閲覧数:142

投稿日:2010/03/27 11:16:35

文字数:305文字

カテゴリ:歌詞

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