装填 既に済んだかい
お祈り とっくに捧げたかい
組んだ両手で握った銃で
夜中の鐘を打ち鳴らす

だまくらかした唇に
銃弾の雨が降るでしょう
烏も黙る路地裏で
弾丸だけがお喋りに

毎夜のように朝が来て
毎朝の如く夜(よ)が迎え
昼に犬が鳴く頃にゃ
夜風も息を潜めてた

愛する人にさよならを
憎んだ男に弾丸を
右手に春を
左手に冬を

冷たい銀の口付けで
赤い花を贈りましょう
眠る抱擁は鮮やかに
撃ち抜かれた鳩は嘆かない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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耳を削ぐ

廃墟が好き。

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投稿日:2021/07/05 15:28:05

文字数:212文字

カテゴリ:歌詞

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