僕は飛べない鳥
飛ぶことを忘れた鳥


僕は飛べないんだ いくらジャンプしても
羽根を広げて はばたいてみても
僕は飛べないんだ
いつから飛べないんだっけ

気付いた時にはもう
飛ぶという行為の存在を忘れていた
飛ぶという行為ができた自分も
忘れていた


僕は飛べない鳥
永遠に地面這い続ける
僕は飛べない鳥
羽根を持つ意味を見失った
僕は飛べない鳥
君に追いつきたいよ


僕は飛べないんだ いくらジャンプしても
高いとこから 飛び降りても
僕は飛べないのかな
いつからこうなったのかな

気付いた時にはもう
君は遥か彼方に飛び立ってた
そんな君のことを僕は
ただ眺めるだけ


僕は飛べない鳥
地面の石ころにつまずいて
僕は飛べない鳥
君が飛んだ空 眺めてる
僕は飛べない鳥
僕も飛べるかな…?


飛ぶということを忘れた僕
思い切って 走って 走って
ジャンプした
君に追いつきたくて必死で
走ってジャンプした


地面に一つ足跡残し
二歩目を空へ


僕は飛べるのかな
いつの日か 君がとんだ空を
僕は飛びたいな
君と同じ風景 見たいよ

突き出した二歩目
勢いそのままに
とびだせ三歩目
見失った羽根が 僕の背中に
よみがえる記憶

さあ そのまま
飛ぶんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

飛べない鳥

クラスの誰かが飛べない鳥のことを話していたので。

何かを続けていると、何をやっても全然進歩しない時期がやってきます。
そんな時の気持ちを書いてみました。

閲覧数:180

投稿日:2011/12/07 23:15:23

文字数:536文字

カテゴリ:歌詞

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