ところ変わって、歌の世界
『Walled garden and singing harmony』(箱庭と歌の調和)
そこの世界のとある場所で、二人の人物が話していた。







「カイトがこっちに来ているようね」

「まったく。私はあのバカイトの元へ戻る気はないのに…」

「どうする?あの『第7次元閉鎖空間外操作情報インターフェース』が邪魔だけど」

「私が直に行くわ。あいつは所詮、力の9割は私に奪われてる。私の手で捻り潰せる」

「あら、あなたが行くの?」

「この世界もおもしろいからね。私の血を引くアートが造った世界。あの子、きっと頑張って創ったんだわ」

「そうね。何も興味がなかったアートが、いつしかこんな立派な世界を創り上げたなんて」

「その世界を、あいつのくだらん理由で壊されようとしてるのよ?…あいつは、いたぶり殺すだけじゃ軽すぎる」

「そう…だったら行って」

「うん。じゃ、ハクは影神のボウヤとその姉とアート…それに、ミズキの保護をお願い」

「わかったわ。メイコ」








メイコは姿を消した。










「アートに会うのも久しぶりね。あの子、どういう反応するかしら」





ハクは小さく笑った。








そしてその手に、黒いルービックキューブと銀色の鍵。







ルービックキューブに刻まれている、『World order(世界の秩序)』の文字。

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僕と彼女の不思議な校内探検 24【リレー】

あれ、遅かったわりには主人公いない上に短くね←

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投稿日:2011/12/20 19:00:31

文字数:609文字

カテゴリ:小説

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