夜はそう いつでも
遍く世界を彩る
いつかまたここで
あの月に出会うと誓って
ここにいること
それは少し優しすぎて
停滞への渇望
それは焦燥に
想いはとうにこじれて
佇む僕 動けない
見上げる十六夜は
影の間に消えた
何を見てるの?
出口の光
何処へ行きたいの?
見つめる鏡
制御できないこの衝動性は
此処じゃない何処かへ
月の光は再びめぐり
新しい刻へと
僕もそろそろ動くよ
夜はそう いつでも
遍く世界を彩る
いつかまたここで
あの月に出会うと信じて
月もそう いつでも
遍く夜空を 彩る
たとえ それが
鏡の中の世界と知っても
月はそう 夜毎に
遍く世界を照らして
出口の光見えるはず
月蝕の鏡に
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