流れ行く雲を見上げて あなたの名前そっと呟いた
暮れゆく空 沈む太陽 愛しい面影消えてゆく

手を伸ばしても 虚しさを掴むだけ
あなたの声 耳に残っているのに
愛していると 言葉にしても
あの優しい瞳 もう戻らない

春に出逢った日から 幾つもの季節を過ごしたね
二人で育てた櫻の花は 今年も綺麗に咲いたのに
あなたの姿だけが 此処に居ないよ


春が過ぎ夏を迎えて 秋の訪れ二人で待ったね
夜空の星 星座の神話 あなたが教えてくれたのに

あなたの居ない 独りきりの此の部屋
甘い薫り 胸に残っているのに
愛していると 応えてくれた
あの優しい笑顔 もう戻らない

逢いたいと願う事 それさえも許されないなら
あなたの記憶を胸に刻んで 目を閉じ昏い闇のなかへ
何時か出逢える事を 信じ続けて

も一度出逢えたなら もう二度と失いたくはない
たとえその姿変わっていても 僕は必ず見つけるから
あなたは唯一人の 僕の・・・・



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

逢いたくて・・・

【願い】とは別世界の「ボカロと主」のお話です。

とある研究所で実験体として扱われていた「彼」を引き取り、大切に育てていた「彼」の主は、人としての寿命を終え亡くなってしまいました。
「人は生まれ変わってまたこの世界に戻ってくる」と主から教えられていた「彼」は、研究所に戻され再び実験体として扱われる事が決まったその日に、自ら全てのProgramを停止させました。
「彼」の主が生まれ変わってもう一度出逢える事を信じて。
姿が変わっていても、その魂は変わらない。必ず見つけてみせる。
そう決意して・・・

一途に主を想い続けるVocaloidって、可愛いと思いませんか?

閲覧数:306

投稿日:2011/10/28 22:35:08

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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