色づく街の木々
季節が進んでゆく
冬の声 遠く今
目覚め始めた 冷たい風

僕らは近づきたくても
見えない敵に冒されて
明日さえ分からないまま
不安な日々を生きてゆく

元気でいてくれてるかな
この手に残る温もりを
胸に抱き心に重ねて君を思う

いつか微笑み合える
そのときに思い馳せ
ガラス越しに感じる
涼風の足音を

やがて来る冬枯れの
落ち葉を踏みしめる日
何気なく口ずさむ
黄昏の忘れ歌
響かせよう…

会えない日々という時間
いつか思い出に変わるの?
信じて待ち続けるしか
できない無力噛み締める

誰もいない海でひとり
落ちる夕日を見つめてる
君は今どこでなにをしてるのだろう

いつかまたこの腕に
君を抱きしめる日が
来ると願い続ける
深まる季節の中

喜びも悲しみも
消えてしまうのだろう
繰り返す波の音
夕暮れの忘れ歌
響かせてよ…

君の色が褪せてゆく 
止められない焦燥
「この世界に平穏を」
祈り続け 目を閉じる

やがて僕がひび割れて
朽ちてゆくサダメだとしても
想いを届けて見せるよ

在りし日の日常を
思い出しては涙
流す間も変わりゆく
無情な日々は続く

やがて来る冬枯れの
落ち葉を踏みしめる日
何気なく口ずさむ
黄昏の忘れ歌
響かせよう…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

忘れ歌

『忘れ歌』の歌詞です。

閲覧数:1,360

投稿日:2020/09/06 20:07:17

文字数:537文字

カテゴリ:歌詞

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